てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

花のつく言葉

2008-04-03 19:59:26 | レジャー
 花霞や花の雲とまではいかないものの、春爛漫の時折花曇りの午後、手作り弁当を携えて、義父弟とともに近くの公園に出かけ、ひと時の宴を“貸切り”で楽しんだ。
 青空にも、灰色の空にも、見事に映える淡い桜色を愛でながらの花見だった。

 花曇り、花冷え、花霞、花の雲を始め、花のつく言葉を改めてネットで調べてみた。あるわあるわ、きれいな言葉がいっぱい。

 花香(はなが)
 花雪~花群を雪に例えたもの
 花の賀~花の宴
 花筏(はないかだ)~散った花の水面に浮かび流れる様、植物名
 花の浮き橋~花の水面に散り敷いた様
 花の鏡~花の影の映る水面の様
 花の波~花の連なり、花の散り浮かぶ波
 花見船
 花風
 花の顔ばせ~花のように美しい顔
 花匂(はなにおい)~花に美しく映える様
 花明(はなあかり)
 花の父母~雨露が草木を潤し養うこと
 花の兄~他の花にさきがけて咲く梅の花
 花の弟~菊の花
 花の常磐~花の永遠に美しく咲く様
 花細し(はなぐわし)~花が美しいの意
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 花浅葱(はなあさぎ)
 花心~うつろいやすい心
 花嵐(はなあらし)
 花の雫~花から滴り落ちる露

 最後に、世阿弥が能の秘伝を綴った「花伝書」の一節『秘すればこそ花になる。 秘せねば花とはならぬ』に行き当たった。何とも奥の深い含蓄のある言葉だ。

 花見を終えた後のウオーキング中、かみさんのケータイに義父からメールが入った。
 『今日は本当に有難う。今いい気分でこれから就寝するところです。今は酔っていますが、楽しい大きな思いでとなります。何時も大変な出費をお掛けしまして、恐縮の至りに耐えません。パパに宜しく』

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コメント (10)
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