てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

マンネリ脱却

2008-04-11 08:10:17 | 暮らしと生活
「おとうさんのコーヒーが飲みたい!」と言われ続け苦節十年、やっと昨年あたりから、朝のコーヒーだけは小生の分担で日課となった。コーヒーメーカーだからどうってことはないのだが、ちょっとしたさじ加減で微妙に味が変化する。

 先日来、2度ばかしへまをやらかした。最初はバスケットふたをはずしたままの状態でドリップをした。少しばかり濃い味だった。
 2回目は待てど暮らせど香りがしてこない。堪りかねてかみさんがコーヒーメーカーをのぞくと、ガラス容器には水のまま残っている。ついうっかりガラス容器で計った水を本体に注がず、保温板に載せてしまったようだ。いわば空焚きでこれではいつまで待ってもコーヒーは入らない。

 2回目の失敗は、かみさんに見破られ二人で大笑いとなったが、小生の心中は穏やかでない。とうとうボケが始まったかと背筋に冷たいものが走った。

 よくよく考えてみると、日常生活において同じことの繰り返しの中にはありがちなこと。機関車運転手のやる指差し確認まではいかなくても、惰性でことを運ぶのは心しなければならない。マンネリズムは脱しなければと自戒した。勿論今朝はいつものように自他ともに認める“至上の一杯”にありつけた。
コメント (4)
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