寿命

　生物学の世界では、人間の寿命は120歳であるというのが定説。しかも、医学界においては、人間のＤＮＡには寿命が125歳までプログラムされているという有力説まである。
　また一方で、寿命は心拍数によって決まるという説もある。これは心拍数に上限があり、その上限が人間を含めたほ乳類は約20億～23億回で、それに達すると寿命だという。

　日本人の男性の平均寿命は79歳で世界第2位（1位はサンマリノで80歳、3位はアイスランドで78歳）、女性は86歳で世界一。
　これを都道府県別で見てみると、昭和55年から平成7年まで常に10位以内を占めている都道府県は男性では長野、福井、沖縄、静岡、神奈川、岐阜と続く。女性では沖縄、長野、岡山、静岡だそうだ。
　長生きしたければ男性であれば長野、女性であれば沖縄にすぐに移住するか、なぜ長野や沖縄県人が長生きできるのかその訳を研究することだ。

　ところで寿命について我が家系図を紐解いて意外なことを発見した。直系5親等まで10名（うち故人9名）を辿ったところ、半数が《75歳、65歳、65歳、85歳、75歳》で亡くなっている。つまり年代の半ばが鬼門ということ。そしてただひとり存命の母親がまさにその《85歳》である。我が家系では85歳が最長寿命でありレコード更新を願っているのだが。