
2月から家庭ごみ有料化が始まり、当地は今日が1回目の収集日である。今朝7時過ぎ、最寄のごみステーションに我が家のごみ(いつもの半分以下)を出したが、同ステーションへ既に出された量もいつもに比べてど~んと減っている。各々の心がけ次第で減量出来ることを如実に物語っている。
ただ、先週はどこのごみステーションでも、有料を前の駆け込みごみ出しもあったようで、今日の状態を見たけで「ごみ自粛」が行き渡っていると断言するのは早計かも知れない。
1月下旬に指定ごみ袋のサンプルが無料配布された。岡山市では有料指定ごみ袋として大45㍑、中30㍑、小20㍑、特小10㍑の4種類を用意しており、乳幼児や要介護度の高い高齢者、重度障害者や生活保護世帯などは、申請すれば減免措置もある。
現金なもので有料となると「小20㍑」の需要が一番多く在庫が早くも底をつき、その次の「中30㍑」も残りが少なくなり、市は急遽袋の販売を取り扱う約600の店舗に謝罪文を送ったそうだ。
指定ごみ袋のサンプルと同梱の「どうすりゃーえぇ?」(ごみ減量・リサイクルガイド保存版)というリーフレットには『ほんの少しだけゴミ箱の前で考えてください。捨てる前のひと呼吸。市民一人ひとりの小さな行動が、大きなごみ問題を救う。』とある。
ごみ減量の問題は一過性に終わらせることなく、息長く取り組んでいかねばならない喫緊の課題である。
※3日付の山陽新聞報道によれば「市は年間10%程度のごみ減量を目指す。初日はおおむね指定袋で出されたが、学生街、集合住宅の多い市中心部では従来の袋で出すルール違反も目立った。この日のごみ量は普段より3割減だった。」と報じている。