








小学5年の孫娘が活動している高島小学校管楽器クラブの「たびだち(卒業)コンサート」が同小学校体育館で開かれ、かみさんと二人で招かれた。
孫娘は家でフルートを習っており、学校の管楽器クラブでのパートはパーカッションである。他の楽器を吹くとフルートが演奏できなくなるという。
小学校のコンサートといえどもプログラムは盛沢山の第4部構成で、たっぷり2時間がかり。館内は応援の保護者や家族連れで溢れかえっていた。
第2部では高島中学校吹奏楽部による素晴らしい演奏も披露された。またファミリー(保護者)バンドの「時の足音」と「サライ」も良かった。
開演に先立ち校歌(冒頭の写真)が披露された。半世紀前に聞き覚えのある懐かしい歌である。開校137年の歴史を誇り、祖母の代から5代に亘り歌い継がれてきた。
タクトを振る平島先生は、長男の大学の先輩で学生時代は同じように音楽活動(倅は軽音楽)をされたと聞くが、厳しくも温かくて丁寧な指導ぶりはつとに有名。
プログラムには同管楽器クラブの20年度の15回に亘る活動報告が付記されていた。校長先生からは「他にやりたいことも我慢して毎週木曜日・土曜日の厳しい練習に励んできた成果をお聴き頂けると思う。みんな沢山のことを学んできた。寄せてくれた6年生のコメントに『心合わすことの素晴らしさ、やり遂げることの充実感を得た。』とある。心に秘めて素晴らしい旅立ちをしてくれるだろう。将来音楽に携わる子供も生まれるだろうな。」とはなむけの言葉が贈られた。