
母の容態は、この2、3日来落ち着き、熱・血圧・脈拍・酸素濃度などの数値はまずまず良好で安定した。
個室での付き添いが2週間に亘る間には、主治のH田看護師から「お嫁さん(かみさん)が命を救われました」、「長めの海外旅行と思ってください」、「(個室の前に)表札が要りますね」と慰められたり励まされながら、今日は「どうぞ自宅でごゆっくりなさってください」と何よりの処方箋を頂いた。
長引く付き添いによる看病疲れを案じてくださったようだ。今日の昼から一階の相部屋へ移動し、ひとまず自宅待機することになった。何時急変するか未だ目が離せないが、ひとまず安心。
何時の間にやら庭の梅がほころび、冬枯れだった我が庭にもようやく“春の使者”が訪れた。