ギターのトレモロの名曲「アルハンブラの思い出」は、スペインのギタリスト、 F.タルレガがアルハンブラ宮殿を訪れたときの印象をギター曲として残したもの。 メロディーをマンドリンのように細かく弾くトレモロ技法の練習曲として書かれたそうで、作曲された当初は 「祈り」 という副題もあったという。
この曲に魅せられて、一意専心取り組んで1年半が過ぎた。余程のことがない限り休むことなく、毎日の積み重ねなので、500回以上は挑戦したと思うのだが、そんな矢先に追い討ちをかけるように「少なくとも1万回は弾きこなさなければものにならない」と聞かされた。
一時期右指のスピ-ドアップばかりに心を奪われていたが、今は原点に立ち返りa・m・i(薬指・中指・人差指)の連続する音が均一に粒が揃うまでは早く弾かずに、むしろ遅く練習し、きれいに揃ってきたら少しピッチを上げようと言い聞かせながら弾いている。
それとa・m・iを弾くとき「a」を少し強く弾くように心がけている。薬指はなかなか強い音が出難く粒を揃えようにも、どうしてもaの音が弱くてなかなか揃わないから。
タルレガだからこその“練習曲”で、凡人にはマネのできない業だ。副題にあるように「祈り」をイメージして、根気よく、確実に、丁寧に弾くように心がけている。1万回の道のりは遠くて険しい。
この曲に魅せられて、一意専心取り組んで1年半が過ぎた。余程のことがない限り休むことなく、毎日の積み重ねなので、500回以上は挑戦したと思うのだが、そんな矢先に追い討ちをかけるように「少なくとも1万回は弾きこなさなければものにならない」と聞かされた。
一時期右指のスピ-ドアップばかりに心を奪われていたが、今は原点に立ち返りa・m・i(薬指・中指・人差指)の連続する音が均一に粒が揃うまでは早く弾かずに、むしろ遅く練習し、きれいに揃ってきたら少しピッチを上げようと言い聞かせながら弾いている。
それとa・m・iを弾くとき「a」を少し強く弾くように心がけている。薬指はなかなか強い音が出難く粒を揃えようにも、どうしてもaの音が弱くてなかなか揃わないから。
タルレガだからこその“練習曲”で、凡人にはマネのできない業だ。副題にあるように「祈り」をイメージして、根気よく、確実に、丁寧に弾くように心がけている。1万回の道のりは遠くて険しい。