物持ちが良いというか、物を大事にする心というのが生活信条で、これは両親譲りである。物心つく頃に戦後の耐乏生活を少しだけ味わっているので、貧乏性が身に染み付いているのかも知れない。
これが裏目に出ることがままある。21年前の1988年(昭和63年)、我が家の風呂と便所を改装した際、温水洗浄便座にして快適に使っていたのだが、2箇所のうちの一方は2001年(平成13年)に早々と温水が出なくなるという不具合が生じたので、便器ごと新しいものに取り替えて当時で112,900円の高額を支払った。もう一方も、便座が温まらなかったり、シャワーの勢いがなかったりで調子が悪かったにも拘らず修理はせず、できるだけ使わないで凌いで来た。
今朝の新聞に株式会社INAXの「ご存知ですか?温水洗浄便座には、寿命があることを。」という折込チラシが目に留まった。
早速に我が家の便座をチェックすると、案の定不具合が生じている方の便座が、「1988年から1991年までに販売されていたシャワートイレ500シリーズでは便座コード部分が便器の内側に露出しており、長時間にわたる便座の開閉で便座コードが断線し、便座が温まらないなど故障したままのご使用が製品焼損につながったという事故が断続的に発生いたしました…。」というチラシ文に該当する製品であると判明した。
さぞや混雑するだろうなと思いつつ、午前9時の受付開始時間を待って専用のコールセンターに電話を入れると、豈図らんや一発で繋がった。
「製造から10年以上経っているし、リコール商品ではないので、不具合確認作業は無償で行なうが、製品交換は有償になる。1週間以内に電話をして点検に伺います」とのこと。
設計・製造上の過誤などにより製品に欠陥があることが判明した場合に、法令の規定または製造者・販売者の判断で、無償修理・交換・返金などの措置を行うことをリコールというのだが、今朝のINAX側の説明では「リコールではなく経年劣化」だという。
どうも釈然としないので、修理にみえた際にこれまでの経緯を説明してみようと思うのだが、これでは物持ちが良いというのも良し悪しだ。10年で使い捨てるなど偲びないが、モノの寿命を知り適宜買換えよということなのか。
これが裏目に出ることがままある。21年前の1988年(昭和63年)、我が家の風呂と便所を改装した際、温水洗浄便座にして快適に使っていたのだが、2箇所のうちの一方は2001年(平成13年)に早々と温水が出なくなるという不具合が生じたので、便器ごと新しいものに取り替えて当時で112,900円の高額を支払った。もう一方も、便座が温まらなかったり、シャワーの勢いがなかったりで調子が悪かったにも拘らず修理はせず、できるだけ使わないで凌いで来た。
今朝の新聞に株式会社INAXの「ご存知ですか?温水洗浄便座には、寿命があることを。」という折込チラシが目に留まった。
早速に我が家の便座をチェックすると、案の定不具合が生じている方の便座が、「1988年から1991年までに販売されていたシャワートイレ500シリーズでは便座コード部分が便器の内側に露出しており、長時間にわたる便座の開閉で便座コードが断線し、便座が温まらないなど故障したままのご使用が製品焼損につながったという事故が断続的に発生いたしました…。」というチラシ文に該当する製品であると判明した。
さぞや混雑するだろうなと思いつつ、午前9時の受付開始時間を待って専用のコールセンターに電話を入れると、豈図らんや一発で繋がった。
「製造から10年以上経っているし、リコール商品ではないので、不具合確認作業は無償で行なうが、製品交換は有償になる。1週間以内に電話をして点検に伺います」とのこと。
設計・製造上の過誤などにより製品に欠陥があることが判明した場合に、法令の規定または製造者・販売者の判断で、無償修理・交換・返金などの措置を行うことをリコールというのだが、今朝のINAX側の説明では「リコールではなく経年劣化」だという。
どうも釈然としないので、修理にみえた際にこれまでの経緯を説明してみようと思うのだが、これでは物持ちが良いというのも良し悪しだ。10年で使い捨てるなど偲びないが、モノの寿命を知り適宜買換えよということなのか。