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食べ頃の淡し柿
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食べ頃の淡し柿
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干し柿の玉すだれ
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裏庭にある西条柿の老木
今年も裏庭にある西条柿の老木がたわわに実をつけた。とても我が家だけで食べきれる量ではないので、例によってあちらこちらに食べ助けをして貰ったが、まだまだ1/4ほどが枝に残ったまま。
タイムリーにも14日のNHK「ためしてガッテン」では、『知らなんだ!柿の味が極上に変身する瞬間技』を放送していた。それによると日本にある柿の種類は1,000種以上。実はその中でも完全な甘柿は17種類しかなく、ほとんどが渋柿だそうだ。
御多分に洩れず西条柿は、渋柿なのでそのままでは食べられず、熟すのを待って「熟し柿」で食べるか、「干し柿」にしたり「淡し柿」にするなどして渋を抜かなければならない。
渋抜き法としては、大別して「湯抜き」、「アルコール脱渋」、「炭酸ガス脱渋」の3つがある。要は3つとも同じ“柿を酸欠にする”という原理を利用していると知った。
4年前に試みた淡し柿がイマイチだったのを教訓にして、今年はネットで入念に調べ、「アルコール脱渋法」で再挑戦した。「ためしてガッテン」の放映を観たのは、タッチの差でその直後のことだった。
【試みた焼酎による柿の渋抜き】
1.15kg(100個)の洗って水気を拭いた柿を用意。
2.柿のヘタを35度の焼酎に浸たす。
3.新聞紙を敷いたポリ袋に並べる。
4.並べた柿に同焼酎150㏄を噴霧、その上に新聞紙を被せて密閉し1週間保存。
8日目にあたる今日、はやる心を抑えながら開封し試食してみた。殊の外上手く仕上がっており大成功。これほどの柿でも、息子や孫たちは目もくれず、わが夫婦だけで味わうのは勿体なくて、知り合い何人かに試食して頂いた。義父と義弟と昼食を共にし、デザートに出したところOKを貰い、大層喜ばれた。
23日には義妹が義父のことを気遣って帰省する。滅法柿が好きなので、是非ともこの淡せ柿を食べて貰いたい。そしてほどなく出来上がる新米と併せて、干し柿を送ってやろうと思っている。