
裏庭の西条柿は裏年なのでそれなりに納得がいくが、もう1本の富有柿についた青い実が1つ、そしてまた1つと落下し、残るはとうとう2個だけになってしまった。
ネットで調べたら『柿の実が落ちるのは、害虫によるものと生理落下があります。見分け方は害虫(カキノヘタムシ等)による落下は柿の実のヘタ部分が無い状態で落下します。』とある。
我が家のはヘタ部分ついているので害虫によるものではなさそうだ。さりとて生理落下を来たすほど実をつけていなかった。
『生理落下の実の落下が異常に多い場合は、肥料関係が関係していると思います。収穫後に鶏糞、油かす、化成肥料、硫酸カリの複合肥料を、お礼肥えとして与えます。また、柿はカリを多く必要としますので、8月末に塩化カリを施して下さい』とあるので、今年は諦めて来年こそは捲土重来を期したい。
いささか眉唾物だが今から350年も前にアイザック・ニュートンはリンゴの木からリンゴが落ちるのを見て万有引力を思いついたといわれる。(作り話という説もあるが・・・)
昨日小欄で「桃にまつわる話」を書いたが、文中の山内善男氏は桃が落下するのを見て「袋かけ」(虫害防除法)を考案したという。
ニュートンにしても、山内善男氏にしても凡人とは偉い違いだ。
落下といえば、埼玉県秩父市で25日、県防災ヘリコプターが登山者の救助活動中に墜落し、機長や救助隊員ら5人が死亡したという二重遭難事故があったばかりだが、何とも痛ましくやりきれない思いだ。