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冒頭の写真は、先の花まつりに参拝した際、余興のクジ引きで当選した賞品である柳川和尚の色紙に認められた一言であるが、私の悪癖を見事に見透かされており、示唆に富んだお言葉としっかり受け止めた。
私は若い頃から「好き嫌い」がはっきりしており、そのこと自体は一概に悪いことでもないのだが、こと対人関係においては災いすることが多い。
ひとたび嫌な面を見つけるとトコトン嫌いになってしまう。テレビを見ていても不快なシーンや嫌いなタレントが出ると、消音したりチャンネルを頻繁に切り替えるので、さぞや周りの者は落ち着かないことだろう。
家内からは「人間誰しも善悪両面を持ち合わせている。お父さんのように悪い面ばかりにとらわれると友達が居なくなる(孤立していく)よ」と注意を受けている。
「善悪」と「好き嫌い」は別問題ではあるが、私にこのままの状態が続けば、狭くて閉鎖的な人間関係しか築けなくなってしまうことは確かだ。ひとまず善悪、好き嫌いの判断を脇に置き、人の多様性を楽しむゆとりが生まれれば、人間関係を楽にすることができるのだが。