てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

お隣にも大震災の被害者

2011-04-21 19:21:00 | 暮らしと生活
 福島第一原発の20㌔圏内を新たに「警戒区域」とし、住民の立ち入りを制限するとした21日の政府の発表を受け、地元には不安と混乱が広がっている。長時間不自由な生活を強いられ、さぞや我慢も限界に達しているのではとお察し申し上げる。

 ところで、アパートの住人K山さんが、愛知県から岡山の某会社へ単身赴任されて丸2年になる。
 先日のこと、会社の退け時に拙宅へ寄って頂き、心尽くしのちらし寿司を託けた。聞けば出来る限り自炊されているそうなので、あるいは失礼かと思いつつも缶ビールと保有米を少しだけ差し上げた。

 K山さんの「岡山は住みよい所です」と、しみじみ話されるのに絆され、大震災を例に岡山の恵まれた環境に感謝している旨を率直に話すと、「義兄家族が福島原発から直線距離にして4㌔圏内に居住しており、目下避難中」とのこと。
 
 お隣さんの関係者に震災の影響を受けられた方がおられ、改めてお見舞いを申し上げた次第。原発問題については進展どころか、まだまだ先が見えてこない現状である。一刻も早い収束を願わずにはいられない。
コメント (10)
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