てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

胆管清掃完了

2010-02-22 16:56:00 | 健康と医学
 本日のERCP内視鏡検査は、予定を早めて午前中に1時間ほどで無事済ませて頂いた。やはり胆管には結石もなく、胆泥を綺麗に掃除してくださったようだ。取り除いた胆泥は腸を経て体外に排出される。

 この先、結石の残る胆のうの摘出手術だが、緊急性のものではないので、追って外科とも相談の上で何時にするか決めることになる。少し間を空けてそれまでに体力を回復させる意味もあるそうだ。

 当病院を訪れていると大抵誰か彼か顔見知りに会うが、今日は院内で2組の知人にあった。1組は娘さんが大腸ポリープ切除のため本日入院、偶然にも家内の主治医と同じで、家内の次の次に施術された。1年ぶりの再発だったが、二人の子どもが高校と大学に同時進学で忙しさに取り紛れ、タイミングを見計らっての入院となったもの。

 もう1組は元会社の同僚で、上司のK野氏の見舞いに訪れていたもの。K野氏は昨年11月26日に某所で元気な姿をお見かけしたばかりだったのだが、聞けばその後食道がんが見つかり緊急手術をされ、幸いにも初期だったので事なきを得たとのこと。

 人間生身であるが故に、明日は何が起きるか誰にも予見できない。そして時として運命のいたずらが…。
 いつかも小欄で触れたが、日野原重明さんの『命とは、目には見えないもの。生きている〝今〟この時こそが命であり、人が何かをできる時間のこと。』という言葉を思い出した。せっかく与えられた〝今〟を大切に生きたいものだ。
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偉大なるパワー

2010-02-21 20:55:00 | ファミリー


 悪い病気ではないし、なんにも心配ないからと伝えておいたにもかかわらず、やっぱり次男が制止を振り切って見舞いに日帰りした。離れているとそれだけ不安が募るのだろう。5歳の孫娘もばあちゃんの元気な顔を見たいと同行を強く望んだようだが、内科病棟は子どもには空気がよくないので、こちらは見舞いに来るのを固く辞した。

 半日という短い逢瀬ではあったが、家内は偉大なパワーを貰った。まさしく親薬子薬といったところ。これで明日のERCP内視鏡検査には、万全のコンディションで臨めそうだ。

 「母親のやさしさは
  泣く子にとって何よりの薬
  医者や病院の薬よりも効く親薬

  息子や娘のやさしさは
  年をとった母親にとって無上の幸福
  これを子薬という」
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心遣い

2010-02-20 17:41:00 | 暮らしと生活


 あれほど家内から言われていた観葉植物への水遣りだが、不覚にもすっかり忘れていた。特に私の部屋は、一日中エアコンをつけっ放しで、空気が乾燥するから要注意だった。

 夕方、ギターを爪弾きながら部屋の隅に吊るしてある一本が視界に入り、そのことを思い出した。慌てて水を遣ったのだが、既に幼葉が5、6枚黄色になりかけており、すんでのこと枯らすところだった。

 これは一年前、病床のおふくろのために求めて、ベッドサイドに飾っていた何ものにもかえ難い一本である。これを自分の不注意から枯らしたとあっては、申し開きが立たない。いくら取り込んでいたとは言え、理由にはならない。

 当の自分はと言えば、昼は長男の嫁、晩は三男の嫁に弁当を届けて貰い、食べることについては何不自由なく有難く感謝していたはずなのに、こちらの生あるものへの心配りを怠っていたとは、何ともはや忸怩たる思いを拭えない。
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西大寺会陽

2010-02-19 17:28:00 | 舞台、ライブ
 昔から備前平野に春を呼ぶといわれる「西大寺会陽(えよう)-裸祭り」は、今年500周年を迎え、明日行なわれる。その言葉通り昨日の天気予報でも、今週一杯が最後の寒波で、来週は春めいた陽気になるようだ。

 その裸祭りの舞台となる西大寺観音院は、ギター教室会場である西大寺公民館と用水を境に隣接してあるが、会場周辺はすっかり受け入れの準備が整っており、嵐の前の静けさといった雰囲気である。

 博識のM下さんから往時の裸祭りのうんちくを伺う内に、子供心に親父に手を引かれて会陽翌日から約2週間開かれる「後祭り」に行った時のことを懐かしく思い出した。サーカスや見せ物小屋のテントがあった場所に、ちょうど今では公民館が建つ。

 裸祭りもひと頃の賑わいはないとはいうものの、当日周辺の道路は渋滞が続く。K和田先輩は電車でお参りされるそうだがそれが正解というもの。

【関連記事】
「2006/2/18 春呼ぶ裸祭り」
「2009/2/1 春遠からじ」


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高校生パワー

2010-02-18 18:10:00 | ホビー
 先日のNHKハイビジョン再放送番組で「きっと弾ける~大河原商業ギター部の6か月~」を観て感動し、何よりの刺激を受けた。

 『全国にその名をとどろかせる宮城県大河原商業高校ギター部、同部は「全日本ギターコンクール」で、過去に何度も最優秀賞に輝いてきた名門。その秘密は、楽譜も読めない新入部員に先輩部員が付きっきりで指導に当たることにある。』というものだが、楽譜も読めずして、僅か半年であそこまで弾きこなせ、しかも全国大会で優勝との偉業が俄かには信じられないが、高校生ならではの若者のパワーを見せ付けられた思いだ。

 番組は密着取材といいながら、半年間の軌跡を43分に凝縮して放映するのだから、陰ながら不撓不屈の精神と、不断の練習があってこその賜物なのだろう。

 それにひきかえ、己の遅々たる進歩とはなんたる体たらく。M下さんが落としてくださったCDを相手にボチボチやってはいるが、この一週間は家内の入院騒ぎで碌に練習ができないまま、明日はギタークラブの練習日を迎える。
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