てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

やじ国会

2010-02-02 15:56:00 | ビジネスと社会
 <25日の衆院議院運営委員会理事会で、自民党の逢沢一郎筆頭理事が、閣僚の答弁以外の不規則発言が目に余ると与党側に抗議した。衆院予算委審議で野党の追及に、閣僚がやじで応酬する場面が目立っていたためで、逢沢氏は「特にひどい3閣僚」として菅直人副総理・財務相、亀井静香金融・郵政改革担当相、福島瑞穂消費者・少子化担当相を名指しし「不規則発言を繰り返すのは褒められたものではない」と批判。民主党の高木義明筆頭理事は「政府に注意しておく」と善処を約束した。> - MSN産経ニュース-

 最近国会中継を拝聴することが多いが、議員の発言中にやじの多いことには驚かされる。またそのやじに対してやじる、まさにやじの応酬である。
 学級崩壊は良く聞く言葉だが、とうとう「国会崩壊」などといわれるほど、国会の審議の様子が酷い状況にある。これでは発言者はもとより、質問者の声も聞こえない有様で、国会の「品格」がここまで落ちたかと思うと全く情けない。

 子どもの頃から「人の話はよく聞くもの」と教わった。ドイツ名将エルヴィン・ロンメルは数々の名言を残しているが、その一つに『耳は2つあるが口は1つしかない。 これで人間を創った神の意図はわかるだろう。 人の話はよく聞け、舌鋒鋭く迫るのが、常に交渉の成功者になるとは限らないという訳だよ。』とある。
コメント (2)
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