カトリック教会では、春たけなわである5月を聖母マリアに特別に捧げる月としています。聖母はすべての人の母ととして、西洋だけでなく、世界のあちこちで慕われています。この連休のあいだ、特に昨日のこどもの日を、家庭の温もりを感じることなく過ごした子どもたちを聖母に委ねます。
誰の目にもほぼ明らかなくらい不遇な日々を送っている子たちとは別に、一見恵まれているように見えて、実はこころの中にいつも満たされない寂しさがある、痛みがある、そんな子たちもたくさんいます。
いつかおとなになって、生まれてきてよかったねと言われて、こころからそう実感できるようなこれからの日々を過ごしていってほしいです。