楽の音にあわせて

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クマの気持ち

2013-05-23 08:42:00 | Sisterのねごと


タヌキは「出る」と表現されます。普段そこにはいないはずのものが、どこかからその場に「出てくる」という意味が込められているのでしょう。



クマも「出る」と言います。「クマが出た!」というゲームがあるぐらい、クマが出ると「危ない!」という危険信号が人間の頭の中で点滅します。

昔から、山の中でクマと遭遇したら死んだふりをせよとか、刺激してはいけない、背中を見せてはいけない、逃げ出してはいけないなどなど、いろんな注意があり、どれが本当のところ有効なのかよくわかりません。クマだって生き物ですから、個体によっても人との遭遇の状況によっても反応は異なるだろうし、一概に決めつけられても困る(クマる!?)かもですね。



クマは野生動物です。他の野生動物同様、人間によって家畜化されることなく、自立して生活してきました。これからもそうさせてあげたいものです。この地球をシェアしている仲間です。棲み分けさえきちんとできれば、彼らだって人間を脅かしてわざわざ怖がられたくもないでしょう。というより、向こうだって人間が怖いのです。

共存にはいろいろな可能性があるので、自然破壊を続けて動物たちの生息区域を狭めてしまいさえしなければ、お互いに自立したまま平和に暮らしていけると思うのですが…