囲碁のち雪の撮影

2014-03-07 10:54:34 | ヤナバ生活
 大町市内から眺める空は少し日差しは出たものの、ほぼ一日中曇り空だった。 昼食すこし前に四季山荘さんにお邪魔して一緒に食事。 午後から「アルプス囲碁村会館」に連れ立って出かけて、夕刻まで囲碁。

 夕食は定食屋ですませたが、店内で放映中の7時のニュースでは長野市内の降雪の様子を「とても細かな軽い雪が舞い落ちている」とライブで伝えていた。 ヤナバの山荘に戻る途中、海ノ口あたりから先は降雪量が目立ってきた。 雪の様子も一片づつのサイズが小さく、雪の結晶が期待できそうな匂いがしてました。 しかし、山荘に到着してから、ルーペと懐中電灯を手にして降雪の中に六花の結晶を探しましたが見つかりません。 外気温をマイナス5℃を下回っているから、結晶さえあれば撮影には問題ないのですけどね。 仕方なく室内で待機。 そして30分おきくらいに外の雪の様子を確認しました。 20時過ぎた頃、降雪の中に結晶が混じり始めました。 撮影機材を屋外の雪の当たらない場所にセットして、外気で冷えるのを暫く待ってから撮影に取り掛かりました。

 そして21:50まで、広げた傘に降りかかる雪の中から結晶を探しては撮影する作業に取り掛かったのですが、大半の時間は傘に積もった雪を払い落とす作業でした。新たに落ちてきた雪の中から結晶を見つけるのが一苦労なのです。 落ちてくる雪の大半は粉雪で六花ではありません。 六花のそれは光が当たると鏡のように全反射してキラリと光るから、それと判るのです。

 しかし、「有った!」そう思った次の瞬間には、 周辺に粉雪が舞い落ちて、それと合体してしまうのです。 だから単独で綺麗な姿の結晶をカメラの下に置くことは、とても難しい事なのです。

 でもまあ、今年は「背面照射光源と表面照射光でそれなりに納得の絵になると判った」から、それで満足してシーズンの締めくくりとしましょうか。 来年は六花の結晶など掃いて捨てるほど落ちてくる場所まで遠征して撮影してみようかな? それは何処かな? 北海道なら大丈夫かな?
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