写真は調査実施の日、 Aちゃんが撮影して送ってくれました。
キャタピラの有る機械の傍らには工事現場で見かける小型の黒板に「ミライ邸 新築工事」の書き込みと、タイトル部分には・・・
「スクリューウエイト貫入試験」とありました。
これは売り出した土地の購入希望者である建売業者が購入条件として提示して来た「建築工事に際し、 地中から工事に支障を生ずる埋設物等が出た場合、 売主側の責任でそれを撤去し、 復旧すること」なる項目に対処するための事前調査なのでした。
買主側の契約条件には さらに「手付金3%」、「残代金の支払いは建築確認の取得を済ませ、工事着工後」なる条項もあり、 売り主にとって有利な条項は皆無です。
売り主側の一員である僕にとって基礎工事を進める中で、支障となる埋設物が出て来たからと言われ、 こちらがその撤去費用を負担して埋め戻す。 そんな幾ら費用が発生するか判らない条件で売買契約を結べる筈が無い。 それで「事前に建売業者さん側の費用負担で地質調査を実施し、問題の有無を確認してから売買契約を結ばせて欲しい」と要求してあったのです。
現地の調査は3日前に実施されましたが、 その調査結果は未だ知らされていません。 不動産屋さんに売り依頼をだしてから早くも2ヶ月半経過しました。 専任媒介契約の3ヶ月の期間が終了する前に売買契約が成立するか?
不動産の売りは随分手間のかかる仕事だなあ! すこし草臥れ感を抱きながら不動産屋さんと会った最初の日に聞いた
不動産 > 負動産 > 腐動産
の言葉を想い浮かべている所です。