雲粒にくるまれた雪
10日前に」Upした記事
本物の降雪を採取して雪の結晶撮影にトライ@2025シーズン
の中で話題にした 「確認すべき主要2項目」の一つ目の項目
後部座席に座ったまま、ドアウインドウに追加した小窓を用い
降雪を採取して撮影する一連の流れを確認する件。
まず最初に小窓を風雪の中で後部ドアのウインドウ部分に正しく組み込む作業を実施しました。
結果としては2日間ともヤナバ山荘近くで車を駐車した場所付近は無風で雪も降ったり止んだりしていただけの条件だった。 したがって、 強風下であっても小窓から差し出した試料ステージで雪の結晶を採取出来るか? また強風では小さな隙間から入り込む降雪が問題無いか? それらの確認は実行出来ませんでした。
また自宅の駐車場で窓ガラスを引き下ろしたスペースに小窓を取り付けた3枚の部材を組み込み、 ネジ止めして完成する小窓システム。 残念ながら準備段階での確認不十分に起因したとしか言いようのない不備が2点あらわになった。
不備−1 部材組み込み固定に使用する蝶ネジの長さ、 三箇所の固定に必要な3本の内1本のネジの長さが不足している事が発覚した。 ネジの入手が必要。
不備−2 三点の部材を重ね合わせた箇所のネジ止め穴、 それぞれの部材に4.2Φのキリで加工した穴なのだが、 寒さの中で軍手をはめた手でその3つの部材の3つのネジ穴を正しく重ね合わせ、 M4ネジを挿入することが困難だった。 穴径を大きくするか? 3つの穴を合わせやすくするジグ(例えばアイスピック様の物)の準備と実際にネジの挿入と固定のやり易さの再確認が必要。
上記2点に関する改善は自宅にて対処する。
本物の降雪を使った反射タイプ背景画像の効果確認 :
今回の実験の場となったヤナバ山荘での実験、 大雑把に結論を言えば雑誌や新聞広告のカラー印刷物を切り抜き制作した反射タイプの背景画像、 一応使用可能と判断しました。
「一応」と断りを入れたのには理由が有ります。 気温の低下が零下 ー1.5〜2℃ 程度で採取出来た雪の多くは重なり合ったり、雲粒まみれだったり、 綺麗な単独の雪の結晶を得る事が難しく、 見つけたとしても、 撮影のためにレンズの下に置いてフォーカス合わせ作業などの間にみるみる結晶の形が融解で崩れ、最後は水滴になってしまうなど、 美しい結晶の姿を撮影出来なかったのです。
まあでも溶けた姿にも興味をそそる物がありましたので、 それらの写真を何枚か並べて置きますのでご覧下さい。
重なり合う結晶や粉雪
たちまち融解の進む結晶
比較的まともな結晶だが、これもまた雲粒の付着多し
最高に興味をそそった融解過程の雪の結晶表面
ワカンを履いて遊んでいる同行者