雪の結晶採取 試料ホルダーの変遷

2025-03-14 20:08:06 | 雪の結晶撮影

 雪の結晶を撮影する時、 僕は試料ホルダーと呼ぶ道具を手に持ち、 それを降雪の中に差し出して雪がホルダーの上に乗るのを待ち(降雪の状態によるが3〜10秒間)虫眼鏡で適当な雪が乗っているのを確認し、 撮影装置のカメラのレンズの下に挿入して、 フォーカスを合わせた後にシャッターを切っています。

 雪の結晶撮影を趣味とするようになってから、 かれこれ10年が経過した中で、 結晶を採取する方法は幾つかの変遷を辿って来ました。 今日はここ5年間ほどの間に変化した試料ホルダーの話をします。

 

 Top写真に3種の試料ホルダーを並べて見ました。

 

1. 左側のそれは縦29cm 横幅11cm

  厚さ3mmの強化板ガラスで特注したものです。

  撮影現場に到着後、 ガラス板の温度が外気温

  まで冷えるのに時間が掛かる欠点が有りました。

 

2. 右側・下は現用の試料ホルダです

  塩ビ板の中に角穴を明けた物で、

  ポリエチレンのラップフィルムを塩ビ板に

  両面テープを使って貼り付けてあります。

  撮影現場の外気温がー2℃以下なら

  撮影に使用可能です。

 

3. 右側・上は 今日製作した新しい

  試料ホルダーです。

  材質は2項と同一の塩ビ板です。

  まだラップフィルムは貼って有りません。

  撮影機材のコンパクト化目的に作りました。

  採取エリアの横幅が現用の物より

  15mmほど狭いです。 実用になるか?

  来シーズンに試してみます。

コメント    この記事についてブログを書く
« 米国・ウクライナ協議 > ロシ... | トップ | 2025年シーズン最後の撮影行 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。