roomdonor閲覧不能

2012-03-19 22:18:31 | タナカ君的日常
 東北大地震では地震や津波で家を家を失った方々、福島原発事故で自宅からの避難を余儀なくされた人々が大勢生じました。 そんな被災された方々と「住まいを提供しましょう(多分無料で)」と言う善意の方々を結びつけるべく、震災発生2週間ほどで「roomdonor」というボランティア・サイトを立ち上げた人がいました。 そのサイトでは提供される住宅の所在地をGoogle map上にプロットして見せ、住宅提供者の数、借入れ希望者数、交渉中の件数、交渉成立数などのデータも表示されていた。 Webサイトを利用してのそんな被災者支援をスピーディーに立ち上げる能力と実行力に感心した僕は、 その後時々は様子を見にサイトを訪れていたのです。

 しかし、”借入交渉成立件数が頭打ちになって来た == 必要性が薄れてきた”と判断したためにサイトは閉鎖されたのか? 今は閲覧不能になっています。



 記念にfacebookの方にまだ残っていたroomdonorへの登録を呼びかける画面を貼り付けて置きます。
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「あの方」との対局

2012-03-18 08:35:00 | タナカ君的日常
 「あの方は顔の表情が暗いでしょ」、「僕も前にあの方と喧嘩したことあるんです」そんな風に公民館囲碁クラブで「会長さん」と称されるシオダさんが声を掛けて来た。 「あの方」そんな呼び方をするとハリー・ポッターの敵となる暗黒世界を支配する「あの方」について話している気分がしてきますねー。

 その「あの方」と初めて対局したのは5日前、最近顔をだした新人かと思っていましたが、予想に反して以前には公民館囲碁に頻繁に顔を出して居た人だったそうです。

 そんな「あの方」の棋力を僕は知らなかったので、会長さんに「どんな手合いで打てば良いですか?」と聞き、「あの方」の2子の置碁で対局が始まりました。 

 なんの世界にもマナーが有って、碁笥の中の石を持つのは考慮が済んで着手を決めてからなんてのもあるけれど、多くの人は守っちゃいない、僕も同じです。 碁笥の中の石をガチャガチャ言わせるし、指に摘んだ石を盤面上空に持って行って、なを再考慮して見たり。 そんな時に「上手(ウワテ)がそんな事するもんじゃない!!」と空中に漂わせていた手がすくむ様な叱責言葉を「あの方」は浴びせて来た。

 そしてしばらく時が過ぎ、「あの方」の手番になった時のこと、「あの方」はなかなか打たない。 最初は考慮中かと想い暫く黙って待っていたのですが... 「あの方」が上目遣いの睨めつける様な視線を僕の顔に飛ばして来ました、1度そして2度と。 「あれっ! 俺にまだ打たないのかと催促しているのか?」 そう感じたものだから「僕はここに置いて、今はそちらの手番ですよね・・・」と口にした瞬間「判ってるよ!!」と語調鋭い5文字言葉が返って来た。

 その日以降「ふん、お前なんかと遊んでもらわないよ」と心に決めて、「あの方」が対局相手を待って碁盤の前に一人座っているのなんか無視して、他のメンバーの対局を観戦する態度を取りました。 当然、対局相手を待つ「あの方」は観戦している僕に気付き、立ち上がって来て、小さなハッキリしない言葉で”対局しないか”と声を掛けて来ますけれど、 「この対局観戦してるから」と断りました。

 しかし何日も過ぎ、 空いている碁盤を前に独り座っている姿や、他の対局者の横に座って見ている事の多い「あの方」の姿が哀しく見えて来ちゃいました。 それで昨日は他の人との対局を終えてから、碁盤を前にして独り座っていた「あの方」に「1局お願い出来ますか?」と声を掛けました。 少し歪んではいるけれど笑顔だって作れる人じゃないですか・・・
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寝床の中でワールドニュース

2012-03-17 10:13:59 | タナカ君的日常
ニュートリノに光速より早いスピードで飛ぶ奴がいる。 そんな「光速より早いものは無い」との定説を覆す実験結果が発表されたのは昨年9月。 当然科学の世界の事ですから、その実験と同じ施設を使い、別の研究者チームによる追試がおこなわれました。 「ニュートリノの飛行時間は光速と同じだった」とその追試結果が公表されたのを受けて世界のメディアがそれを伝えています。 僕も今朝、寝床の中でパソコンを立ち上げて、BBCのWebサイトの科学のページで知りました。

そのBBCのニュース記事の中で 「The results have been posted online.」と実験チームの論文概要を発表したCornell大学のサイトにリンクが張られていました。 一体スイスの実験施設で射出したニュートリノが長距離離れた場所にあるイタリアの施設に到着するまでの時間をどうやって精度よく計測するのか? そんな所に興味があったものだからリンクを叩いて1ページポッキリの論文要約を眺めてみたのですが...  ”524 ns間隔で3ns幅の時間で打ち出したニュートリノを待ち受けて検出した” そんな大雑把な事は判るけれど、ニュートリノの検出系って、どんな特性を持ったものなのか、検出装置に飛び込んで来た奴を電気信号に変換して、時刻を記録するまでにどの程度の時間遅れや精度が有るものか? 「2.2 10^16 p.o.t」. やら 「LAr-TPC」 文中に出てくるそんな専門用語の意味を理解する気持ちにならないまま、 僕の知りたがり気分もそこで頓挫。 「なんだよ実験チームの名前をずらりと並べた分量と、実験結果概要を報告する本文の長さが同じかよ!」そんな捨て台詞を心の中で呟いてお終いです。



 しかし人間の知りたがり心、僕のような個人レベルではWEBを眺めたり、たまに本を買ったりで満足させてますけれど、 こんな広大な敷地の下にトンネル掘って、中を真空に保った金属製の巨大な円形のチューブを設置し、その中で粒子を高速に加速して衝突させるための実験設備を作り、ヒッグス粒子やニュートリノそんな粒子を発生させて遊んでいる。 やってる連中は面白くて堪らんだろうな。 
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福岡伸一 動的平衡

2012-03-16 21:07:49 | タナカ君的日常
 ここ半年ほどの間、買ってくる本と言えば囲碁関係の本ばっかりだった。 それがどうした風の吹き回しか生物系の学者・福岡伸一さんの著書を買って来た。 度の強そうな眼鏡を掛けた先生の顔は、皆さんも劇団ひとり君と共に出演しているNHKのTV番組で見たことあるでしょう。 本のタイトルは小難しそうな「動的平衡」。 でもね本屋さんの店頭の目に付き易い書棚に並べてあったのを手にとって「おっ、面白そう!」と感じたから買って来たのです。

 中身は「人類のアフリカ起源説はミトコンドリアの研究から裏付けられた」なんて真面目っぽい話題もあるけど、 「人間を簡略化して表現すれば穴の開いた竹輪と同じ構造の生物だ」と説明してみせたり、BS放送のコマーシャルを占拠している皮膚の栄養素「コラーゲン」みたいな物を使ったからと言って「老化した体が簡単に若返るはずは無い」と言い切ったり、ダイエットを考えた場合一日に必要とされるカロリーを小分けに食べた方が無駄な脂肪が着きにくいよなんて話題もあるし(知人で1日5食ダイエットを実行中だとブログに書いている人がいるけれど、元ネタはこの本かな?)、金儲けを目論む遺伝子組換え食品業者の話等々、 軽く読み進める面白い本でした。

ところで「動的平衡」と言うタイトルは「動物(人間)が生きているって事は身体を構成する組織を常時破壊しつつ再構築してバランスが取れている状態だ!」そう言い切る著者の思い入れから付けたタイトルであるらしい。 「動的バランスを取って自転車を走らせるのと、人間が生きているのは同じなんですね?」と劇団ひとり君になり代わって福岡先生に話しかけてみたいものです。
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振り込め詐欺や消費税

2012-03-15 09:09:31 | タナカ君的偏見
 桃の節句が過ぎて、甥っ子の所に「桃ちゃん」が生また。 ついで訪れた誕生日には我が家の記憶大臣から「貴方、練馬の父と同じ歳になったわね、来年は貴方のお父さんと同い年になるのよ」と声を掛けられた。 日本人男性の平均寿命80歳まで残す所12年となったのです。 痛恨の惨劇をもたらした地震と津波から1年目の記念日もさらりと過ぎ去りました。 確定申告も相談会最終日まじかな昨日、前年の数百円なんて所得税に較べると2桁多い数字での申告を済ませて来ました。 時間はとうとうと流れ、過ぎ去って行きます。

 自分の余命の事は50代前から、かなり意識し始めました。 その理由の二つ。 一つは平均寿命前に亡くなっていった父親達のこと、 もう一つは勤務していた会社にあった「選択定年制」と呼ぶ制度。 それは簡単に言えば早期退職優遇制度、 50歳以降に辞めた場合に60歳の定年まで勤めていたのと同じ係数で退職金の算定をする制度でした。父親の歳までしか僕も生きないとすれば、「選択定年制」を利用して自由時間を確保しておくのは意味がありますからね。 それでまあ、選択定年制が適用される歳になったら辞めようかと考え、以降の生活をどうするか、何歳まで生きるとして、生活費はどのくらい準備しておけば良いだろう・・・ そんな事を考える日常を過ごしておりました。

 ところで会社を早期に辞めた場合、以降は働かずに悠々自適の生活を過ごせる程の蓄えが有る訳はありません。 けれども、 つましい生活して、住宅ローンの借金は繰り上げ返済を進めていたし、次の仕事を見つけるまで4~5年生活出来る金は蓄えてあったかな。

 そんな生活は息子の目には「我が家は貧乏」と写ったらしく、「友達のお父さんたちは皆んな自家用車持っているのに、僕の家には車が無い」なんて事を何回か口にしてました。 それに対して「俺の家には全員、一人一台づつの自転車がある、 それで充分だろう」と言い張っておいたものです。

 しかし選択定年制で早期退職することはせず、結局60歳の定年まで働き続け、更に65歳まで雇用継続ナンチャラカンチャラの制度にのって働き続けてしまったのです。 当然60歳定年時に退職金は貰いました。 そして年金が満額出る65歳まで雇用延長期間は安い給料になったとは云え、減額支給され始めた年金などとも合わせた収入て生活を続ける事が出来ちゃったのです。 退職金や若い頃からの蓄えを取り崩さずにです。

 まっ そんなこんなで世の中には小金を持った高齢者が沢山居るって訳ですよ。 それを狙って私的には振り込め詐欺がはびこり、公的には消費税増税で高齢者から金を掠めとろうと画策している。 それが今の世相になっているのでしょう。




おまけの情報 :

 会社と労働組合の間で締結された「選択定年制」は恵まれた条件に見えるかも知れませんが、他に退職金算定基準には、算定ベースとなる金額の上限が50万円、勤続年数の係数上限を40年で打ち切る制度、つまり退職金の最高金額は2千万円で頭打ちになる困った制度もありました。
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地震から1年経過

2012-03-13 21:23:57 | タナカ君的偏見
 3月に入ってから、大地震の発生から1年となる3月11日が近づくにつれて、沢山の津波の映像が放映されるのではないかと内心期待して、ビデオレコーダーのハードデスクの空きスペースを確保して待ち構えていたのだが、予想に反して沢山の迫力ある津波映像を見せてくれる番組は少なかったです。 だから録画した番組は1つだけでした。

 さらに津波映像を流す番組では、精神的ストレスを受ける視聴者対策としてなのだろうけど、「これから津波の映像を流します」なんてお知らせを入れていた。 「TV局って、そんな気遣いしなくちゃいけないのか?」と呆れ返る気分です。

 「家や車が津波に流される映像なんて見たくない」 そんな心情になる人が居るのは判るけれど、1年前に発生した東北地震に伴って襲いかかって来た津波。それを撮影した多くの映像。 大きな地震が発生したら、津波の襲って来る可能性のある地域に住む人達は「自分の命を守るには逃げるのが一番」そんな思いを新たにさせてくれる貴重な映像データなのだから、折にふれて繰り返し津波の映像は電波に乗せても良いのじゃないかと思うけど、どうですかね?

 それに引き替えて 3月11日には”津波で亡くなった方の慰霊祭が行われたました”と 一日中ニュースの時間に度々放映していたけれど、 「追悼式の様子なんて、そこまで繰り返し放映するほどの物じゃ無いだろう・・・」とおもいながら横目で眺めていました。 
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ハイハイをマスター

2012-03-12 20:32:12 | タナカ君的日常
 ダンボール箱に玩具と共に入れられた写真には「箱入り息子」、片方の鼻の穴から上唇まで垂れるドロリとした鼻水の写真には「鼻垂れ小僧」そんなタイトルでメールに添付されてくる写真が孫の成長を知るよすがであったのですが、4月から東京に転勤になる準備で、住まいを決定すべく週末に息子の家族が孫も連れてやって来た。

 下の写真でハイハイ姿勢をとった9ヶ月過ぎの孫はいくらでも前進ハイハイしそうな雰囲気してますが、まともな前進が出来ず、かろうじて後退移動が出来るだけでした。 「今度、東京にやって来る4月にはちゃんとハイハイで前に進む様になっているんじゃないの」そんな会話で日曜日にさよならしたばかりだったのだが...



 月曜日の今日、届いたメールには

「東京滞在がいい刺激になったのか、すっかりハイハイをマスターしつつあります。」の文面と共に前に進んでいるハイハイの様子を撮影した動画が送られて来た。

 あっと言う間にステップアップするものですね
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クサイ臭いの元

2012-03-11 08:56:22 | タナカ君的偏見
 「除染作業を進めて早く皆さんに自宅に戻っていただける様に協力したい」そんな言い方をするIAEA事務局長の天野氏の談話を伝える今朝のTV画面を眺めながら・・・

 あの原発の建家が破壊されたままになっている福島では廃炉作業が今後40年間も続くと言うのに、その間に強い揺れの地震があそこを襲った場合、 あのぶっ壊れた建家の中の原子炉設備から大規模に放射性物質が飛散する事が無いと言えるのか? そう言った面での「情報がほとんど無い」 だいたいにおいて、あの原発構内での廃炉に向けての日々の作業がどの様に進められているのか? そんな事を伝えるニュースはほとんど流れて来ない。

 除染作業が進められて周辺の放射線量が低くなったとしても、 福島原発の本当の状況が闇の中の今、俺があの福島原発周辺の市町村の住人だとしたら、地震で破損した家を修理して、そこに戻る事には躊躇するな。

 トイレ用品のコマーシャルにだって「クサイ臭いは元から絶たなきゃダメ!!」なんてのが有ったのに、福島の原発事故に関しては周辺に飛び散ったクサイい臭いの拭き掃除には熱が入っているのに、ニオイの元を断つ事にに対する対策の内容や、費用が十分なのか? 情報を積極的に出さない悪しき体質の東電に任せておいて大丈夫なのか? 心配する事ばかりです。
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都営団地での孤独死

2012-03-10 07:58:08 | タナカ君的偏見
 東北地震の発生日3.11が近づいているから仮設住宅での孤独死なんかも話題になっていますが、 立川市内の都営アパートでも「孤独死」した事件が2件ほど続いて起きたとて、TVニュース等で話題になっている(別の言い方すればTV業界が話題にしている)。 都営住宅でのニュースの方は孤独死と言っても、それぞれの家庭で2人が亡くなっているのだから純粋な意味で孤独死じゃ無いけれど、世話をしてくれる人間が亡くなってしまったので、同居していた親や娘の保護下でかろうじて生きていた2人目がも亡くなった不憫な事件だと言えます。 だけど、こんな事が起こったからと言って福祉予算等を沢山使って独居老人宅を見まわる要員の人件費を増やしたりしないように願う気持ちを秘める冷たい僕がいたりします。

 そんなこんなに想いをはせつつ、そう言えば「立川市周辺には戸数の多い都営団地が有るよな?」と思って、 東京都都市整備局が公開しているWEBサイトで市町村別の管理戸数のデータを調べてみた。 立川市を東西方向から挟み込む位置の国分寺市と昭島市、そして区部の中野区のデータは以下の様でした。


中野区 1905戸、国分寺市 1687戸、立川市 5108戸、 昭島市 3891戸。

やはり立川市は都営住宅の戸数が多かったですね。 ちなみにTopの写真は昔の僕の自転車での通勤経路にあった都営大山団地です。 ニュースになっている羽衣町アパートとは違います。
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今年はオーロラ見物

2012-03-09 11:30:45 | タナカ君的日常
 太陽は11年周期で活動を活発化させると言う。 2011年はその活動のピークの年に当たるはずだったけれど、 あまり黒点数でみる太陽活動は活発にならなかった。 しかし2012年になってから、大きなフレアが発生したり、黒点の数も増加傾向にある。そんな訳でアラスカ以外のアメリカ北部の州でもオーロラが見えたりしているらしい。

 何年か前のオーロラ見物の時に、「次は太陽活動の極大期に見に来るぞ!!」と心に誓ったものだが、いよいよ今年が活発なオーロラが見える年になりそうです。 そこで以前オーロラ見物の話に色気を見せていた熊ちゃんに今朝電話を入れてみた。「太陽活動活発になって来たし、計画実行しようと思うけれど、どうかな?」、「時期は4月でも良いかと思うけれど、それじゃ忙しないから12月頃にでもと考えているんだけどさ」とそんな風にね。

 長期予報での黒点数は今年の年末に向けて増加傾向のデータとなっています、だからオーロラ見物は夏の白夜の時期を過ぎ、秋の観光シーズンも終わり、航空運賃の安くなる年末直前あたりがピッタリの時期じゃないかと思ってね。 でも電話の先の熊ちゃんは「ちょっと待ってよー今年の12月か・・・? 実は別の計画が入っているんだよ」と考えこんでいる。 日々の暇を持て余す僕なんかと全く違い、年間計画が決まって入るらしい。 「しょーがねーな、もう俺は誘いの電話をしたからね」、後は気が向いたら参加してちょーだいな。 
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