車の内部整備

2020-01-10 20:33:28 | タナカ君的日常
 明日からの今年2度目の草津行きを計画しているが、 その際に使用する車(ワゴンR)の内部整備を幾つか行った。 内部整備と言っても、 車の走りとはほとんど関係無い項目がほとんどです。 

 例えば、  「ワゴンRの車室内部に布の隔壁 製作完了」 記事では運転席後部に隔壁なる物を設置したのだが、 今回その隔壁の設置位置を運転席シート背面よりも50cm ほど後方にずらして設置出来るように変更しました。 理由は昨日の記事「撮影装置を設置する手順」で紹介した天板なる雪よけ対策部品と接する位置まで布の隔壁をずらした方が、 荷室部分に収容する寝袋などの持ち物を雪で濡らさなくて済むだろうとの思惑からです。

 また、 タイヤチェーンの収容ケースを使用するのを止めにして、 たんにビニールシートで大雑把に包んで運転席シートと荷室状態に折りたたんだ後部座席シートとの間の空間に押し込み収容する形に変更しました。

 何しろ雪道から開放される地点(まだ寒い地域)でのタイヤチェーン取り外し作業、 今迄の経験ですが雪の結晶撮影で草臥れている身体にはタイヤから外したチェーンをキチキチサイズのプラスチックケースに手間暇掛けて収容するのが面倒に思えてなりませんでしたからね。 その他幾つかの細々した作業を午前中には済ませ、 午後からはお決まりの公民館囲碁に出かけて一日が終わりました。 

 明後日の南岸低気圧の接近に関する情報、 「太平洋岸からだいぶ離れた南を通過しそう」 そんなふうに変更されましたね。 「困ったものだ・・・」 と想いつつ、 草津に行くの「止めようか?」、 「行こうか?」 と迷いが出始めています。
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撮影装置を設置する手順

2020-01-09 12:55:41 | 雪の結晶撮影
ワゴンRの後部で撮影装置を操作する様子

 ワゴンRの後部座席を倒して出来る荷室部分に雪の結晶撮影装置を設置して雪の撮影を行っている。 その際はハッチバックドアは持ち上げたままで車室内部に吹き込む雪が撮影装置に降りかかる不都合があり、 その対策として、 ハッチバックドアの左右にビニールシートを垂らして雪を防ごうとしたが、 雪を十分に防げなかった。

 今回、 吹き込む雪の悪影響を避ける別の対策を採用した、 その様子をご覧いただこう。 


 簀の子板の上に設置した撮影装置、 その上部に観察窓(天窓)の開いた天板を置き、 装置の前後は布やビニールシートで壁を作り、 左右は車体の壁、 それらで囲まれた閉じた空間を作り、 吹き込む雪から撮影装置を守る。 その様な空間を作ったのです(写真は運転席側後部ドアから撮影)。 


 その空間はどんな手順で組み上げているか? Gif動画でご覧いただこう。

 ところで、 つい最近の記事「ワゴンRの車室内部を撮影スタジオ化」では、 撮影装置と操作する人間を全てのドアを完全に閉めた車の中に収容する撮影環境をイメージしました。

 また「雪覆い製作・天板追加 撮影装置8号機用」の記事では撮影装置と操作車を完全屋外に出してしまうアイデアで作業をはじめ、 途中まで製作を進めた事があった。

 しかし密閉した車室内部に人間が入る方法では体温により室温の上昇する懸念を拭えず、 もう一つの屋外に撮影装置を設置する方法では降雪や強風の悪影響を防ぐ自信が無くて、 結局今回紹介した撮影影環境作りを試みたのです。 3日後の日曜日には「南岸低気圧」接近が予報されているのでまた草津に出かけ、 紹介した撮影環境の使い勝手を試す予定です。
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試料ステージベースユニット 水平出しメカ組み込み

2020-01-07 17:40:50 | DIY
最大傾斜させた状態

 昨日の記事で話題にした雪の結晶撮影装置を構成する ”試料ステージベースユニット” に水平出しを目的としたメカの組み込作業が完了した。

 内容は簡単、ベースユニットの前部に2本、 後部に1本、 合計3本のM5ネジを組み込み、 底面から飛び出すネジの長さを調整する事で、 ベースユニットが水平になるように調整可能にしたのです。


A・B・C 3本のネジで水平出しする


 水平度の調整のためには通常「水準器 」とか「水平器」と呼ばれる測定器(液体の中に気泡があり、 同心円の中央に気泡があれば水平 : 安いものは数百円)を使用するのが標準的だが、 とりあえず我が家に有るピンポン玉を使用してどちらの方向にも転がって行かない様に調整出来るか? そんな方法で確認した。

 組み込んだネジの長さでは +/- 2° 程度が調整可能範囲となる。

 撮影装置を設置する車の駐車状態がその範囲で調整不能の場合もあるだろうが、 それは適当な厚さの板材を当てがって大まかな水平を出し、 最終的に今回組み込んだネジで微調整すれば良いだろうと想っている。
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ワゴンRの車室内部を撮影スタジオ化

2020-01-06 11:49:46 | DIY
 一昨日からの草津温泉への雪の結晶撮影行から帰ってから思いついた「ワゴンRの車室内部を撮影スタジオ化」。 なんでそんな事を考え始めたかを記そう。

 従来の草津温泉への撮影行では従来はYHに泊まらせて貰って、 建物の軒下に設置された喫煙スペースのテーブルの上に撮影装置を設置した。 その場所は西面を建物の壁面で完全に守られ、東側は駐車場に面して開放された空間が広がっていた。 だから、 硝子板の試料ステージを手にして数歩歩けば降雪を拾い、 テーブル上の撮影システムに試料ステージを挿入して、 安心してカメラ操作に専念出来た。

 今回はYHへの宿泊が叶わず、 屋外に駐車した車のハッチバックドアを跳ね上げ(Top写真)、 その車室の後部に撮影システムを置いて撮影を行った。 これはまあ道路際に車を止めて雪の撮影を行う場合の常態なのですがね。(佐野坂や鹿島槍スキー場の上部駐車場などでの撮影)


今迄の車室内部での撮影装置設置状況


 この写真を見て頂くと撮影装置を置いた簀の子板には吹き込み散らばった雪が見えるでしょう。 これでも左側には緑のビニールシート、 右には半透明のシートをぶら下げて雪の吹込みを遮る努力をした結果です。 写真の程度のシートの設置では強い風の場合、 風に煽られてシートを固定している目玉クリップ程度の物ではクリップごと吹き飛ばされてしまいました。

 昨日の草津撮影行での天気予報では風速2~3mの予測でしたが、 現地では時により車体が揺すぶられるほどの強風が吹き、 木々に積もった雪や地表面の積雪を吹き散らす風が吹いたのでした。

 草津での撮影を終えて帰宅途中の走行中から、 風への対策をあれこれ考え始めました。 そして一晩、 今日は朝食後から車の所に行き頭の中で考えた方法の実現可能性を確認してみました。


 それは助手席を倒した部分を椅子にし、 後部座席空間に撮影システムを置くものです。


 確認すべき項目が幾つかあります。

1. 助手席面に座り込む事が出来るか?

 可能、 助手席を思い切り前にずらす。
 座面とする部分に補強材を置く必要あり。

2. 撮影行に必要な機材が積み込むスペースに問題ないか?

 一人だけなら車中泊の装備も含めて積み込み可能と判断する。


黄色Box:撮影機材収納、 オレンジ:タイヤチェーン収納ケース


 完全にドアを閉め切った空間にしたら、 発熱源としてのカメラマンの影響で車室内部温度の上昇は避けられない。 その対策を考える必要が有るだろう


 以上の赤字で表した2点への対策だが、 

1点目の項目は板材の加工で簡単に処理可能、
2点目に対しては後部ドアを適量跳ね上げ、 出来た隙間にはプラスチック網材を置いて、 空気は通すが、 雪の吹込みは阻止する。 そんな方法を試みようと考えている。

 これが上手く機能するか? やってみなくちゃ判らないが、 暇つぶしの良いDIYの対象になるでしょう。

 今月下旬~2月初旬の間には再度、 草津に出かけたくなる気象条件が現れるだろうから、 そうノンビリとはせずに、 直ぐに取り掛かろうとおもいます。

 もう一つ大事な事を忘れてた。 撮影システム全体の水平を出す必要がありました。
結晶片を載せた硝子板の試料ステージ、 これはプラスチック板で作られた試料ステージベースに乗せて、 軽い力で自由に滑り動く様にしてあるのですが、 両者の間に雪や水滴が乗り、 最悪の場合結氷すると、 試料ステージのがラス板が傾斜に応じて勝手に滑り動いてしまうのです。 今回は簀の子板の下に軍手を挟み込み、 水平を出す努力をしました。 

 出来たら、 撮影システムに三本のネジ足を組み込み水平を出せる様にしようと思うのです。

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2020草津で撮影

2020-01-05 17:54:56 | 雪の結晶撮影
 2020年の草津行き第一回目、 結晶化した雪は落ちて来てくれたものの、 ある時は雲粒がベットリと付着し、 ある時は強い風に煽られてか? おもちゃ箱を乱暴にひっくり返したように六華の枝が細かく砕けて散らばっていたり、 結局最後まで、姿かたちが完全な結晶を拾う事が出来なかった。 でもまあ、 年末年始の三夜よりもましな雪写真が得られたかな。



細かく砕け散った結晶片


対称性の悪い雪


 上の2枚の写真の右側に見える背景の暖色部分は円形の一部ですが、 直径はおよそ4mm  の赤丸です。



Top画像を撮影する際に使用した背景画像
上段・左の画像のどこか一部分



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撮影行を決める気象条件

2020-01-04 10:08:23 | 雪の結晶撮影
 年末年始に滞在した大町から帰宅したばかりだが、 今夜から明日早朝にかけての降雪を期待して草津温泉に出かけます。 その撮影行を決める気象条件を書いてみます。


 気象情報の入手先は主として日本気象協会のWebサイト の市町村を指定した地域の天気予報です、 ちなみにTop画像は草津町のそれ。

 天気予報に含まれる項目は沢山あるが、 その中で注目する項目を赤枠で囲みました。 各項目に対する僕の注目点を記します

天気 : 雪マーク 乾雪

気温 : ー5℃ は十分満足
      ー2℃ では写真撮影には不足気味

降水確率 : 高い方が望ましいけれど、
       曇り空で気温が低ければ雪のちらつくことは多い。

湿度 : 湿度が高く、 気温が低い場合には雪マークが無くても
     雪の結晶はちらついてくれる場合がある <= @草津

風速 : 弱い方が綺麗な結晶に出会えると感じている。
     強風時 雪が重なり落ちてくることが多く、
     単一の雪に出会うチャンスが減ると感じている。

 まあそんな各種の条件を勘案し、 今夜から明朝にかけての草津町では雪の結晶撮影に適した条件だろうと見て、 本日午後から車中泊体勢を整えて草津温泉に出かけます。 なにしろ週末の土曜日の事とて、今朝になってから草津YHさんに電話で宿泊可能か問い合わせましたが、 あっさりと「満員です」と断られましたからね。

 現地に行ってみて宿がなんとかなったら、 泊めて貰いましょう。
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手の指の数に満たない年賀状

2020-01-03 10:24:17 | タナカ君的日常
 ”新春の俳句もどきをタイトルに”  タイトルも記事の書き出しも、 五七五調になっているのに気がついて頂けただろうか?

 昨日帰宅してポストから取り出した年賀状、 僕の名前が記された賀状の枚数は10枚に満たず、 その内単純に僕の名前だけのものはたったの1枚。 その唯一の差出人は囲碁大会への参加を募る 日本棋院塩尻支部からのものでした。


 残りは ”様  様” と併記されている。 つまり、 「妻が友人・知人に出した賀状が元になっている」ものばかり。

 何しろ定年退職して以降は年賀状を出すのを止めてしまって15年も経過しているのだから、 当たり前 と言えばあたりまえですね。

 この送り贈られる関係はブログの世界でも日常化している様で、 「いいね」「応援」などの読者からの反応も、こちらが他の人のブログに対してアクションすると、 ”相手の方も相応の儀礼として送り返す” そんな習慣もあるようだ。

 ブロガーさんの中にはその様な儀礼的なやり取りを「私はお断り」とページの中でキッパリ宣言されてる方もいらっしゃるが・・・ 僕は宣言などしないだけで、 軽くスルーしているので、 そこら辺よろしく!

 Top画像は僕の知人のページに対するゼロアクションの様子です。 暫く前に当のご本人は「私のブログにはほとんど反応が無い・・・」と記していましたが、 年賀状の受け取り枚数と同じ世界が在ることに気付いていらっしゃるか? それとも特に気にしていないのか? まあどうでもよい事ですがね。 

 今年も水曜日を休載日としたこのブログ、 淡々と書き綴って行きますので宜しければご覧下さい。
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雪の撮影 2020シーズン開幕

2020-01-02 20:36:11 | 雪の結晶撮影
 雪の結晶撮影の2020年シーズンは年末~年始休みで開幕した。 しかし結果は「天 我に 味方せず 」 そんな感じで美しい雪の結晶に巡り会えなかった。

 12月30、31、1月1日の三夜、 青木湖の北、 佐野坂上部の道端に車を止めて撮影を試みたが、 地上の気温はマイナス1~2℃程度と高く、 舞い落ちて来る雪も、 良く見ると六華の結晶片も混じっているのだが、 他の粉雪や雲粒がまとわりついて単体の美しい結晶の姿を見せてくれなかった。 初日だけは背景画像の色合いを変化させる様な試みもしたが、


 次第に「形だけでも美しい雪が拾えないものか」 そんな風に変化して、背景画像は無視して試料ステージに降りかかる雪を次々に観察することに熱中したのだが、 ごちゃ混ぜになった雪にしか出会えなかった。

 そして最後には諦めの気分だけ残して、 本日1月2日は東京に戻って来てしまいました。 

 帰宅途中では北杜市で暮らす友人宅に立ち寄り、 ベランダから甲斐駒の勇姿や青空を突き進む飛行機雲を眺めて、 世の中悪いことばかりじゃないだろう・・・ と気分を変えさせてもらい、 午後には帰宅しました。

雪の少ない甲斐駒・黒戸尾根


青空を突き進む飛行機雲
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