カメラのモニタボタン操作性向上

2020-01-11 10:55:46 | 雪の結晶撮影
右下隅のモニタボタン

 デジカメの液晶画面、 撮影時はライブ映像を表示し、 撮影後にはモニタボタンを押すことでメモリに記録した映像を表示させることが出来る。  雪の結晶撮影に使用してきたカメラはOLYMPUS社の OM-D EM5、 それを昨年には EM5 マークⅡに買い替えたのだが、 マークⅡではモニタボタンの位置が右下隅に変更されると同時にボタンのサイズが小さく、 カメラ本体部分からの飛び出し量も極めて少ない。 そんな変更がなされていた。 その結果、寒い中での長時間撮影に必須な手袋着用では、 ボタン操作がほぼ絶望的だった。 だからボタン操作が必要な場合は手袋を外し、 素手の指先でボタンを押していた。 さすがにそれに耐えかねて、 2020年2度目の草津撮影行を前に、 手袋を装着したままで、 そのボタンのOn/Off操作を可能にする外付けの仕掛けを組み込んだ。



撮影装置に組み込んだOM-D EM5 Ⅱ と モニタボタン位置(赤マーク部分)



 操作性向上を目的とした外付けの仕掛け、
 赤マークの裏側に突起を設けた


 りん青銅板の先端のボタンに触れる位置に軟質プラスチックで小さな突起を設けた。 小さな丸い突起は手芸などに使用するホットメルトガンでプラスチック丸棒をりん青銅板の先端に溶融付着させたのです。

[ 設置手順と固定方法 ]

1. クイックシューを取り付けたカメラ本体を撮影システム内部に組み込む。

2. りん青銅板を組み込んだ仕掛けの突起がモニタスイッチ部分に合致する位置に調整。 

3. 仕掛けを構成する板材部分を目玉クリップで撮影装置外箱に挟み込み固定完了。
  撮影装置外箱の内部には仕掛けの先端を挿入するギャップを設けてあります。
  つまり仕掛けは2箇所で保持固定されるのです。


 「あーあっ」 こんな準備までして2度目の草津行にそなえていたのに、 南岸低気圧の通過経路が南方にずれてしまうとかで、 気温の低下もはかばかしく無く、 降雪のチャンスも少なそう。 残念ながら、 草津行きは中止します。
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