昨夜、寝床の中で目覚めた後で赤道儀の赤緯と赤経を変更した場合には「壁面にどんな軌跡を描くのだろうか?」 と考えたり、 そのそも天体望遠鏡で星を観察する際に赤道儀を使用する目的は何か? などと考えたりしていたのだが、 昨日の引き続きで「接眼レンズ部分に光源を置き、 壁面に投影してみたら、 一目瞭然になるに違いない」 そう思って試してみた。
Top写真で円周上の動きを示すのは赤経軸を中心に鏡筒を動かした(回転)時の軌跡を示し(青白いイメージ)、 左右方向に並んだ軌跡は赤緯軸をフリーにして鏡筒を動かした場合の軌跡(オレンジ色のイメージ)です。
ちなみに赤経を表す目盛り板は円周上に24時間目盛り、 赤緯目盛り板には 0~90° の目盛りが刻まれています。
この実験をしたことにより、 極軸を正しくセットした後、 赤道儀を使用して観察対象を視野に捉えると「天体の日周運動(北極星付近を中心とした回転)に依る視野外れを赤経つまみ操作だけで追尾出来る」であろうことがハッキリとイメージ出来たのでした。
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北極星の赤経・赤緯データ
さらにはどこに在るのか知らない星であっても、 星々の住所に相当するデータベースに記載された赤緯・赤経の値を使って望遠鏡の視野に捉える事も出来るそうだが、 今年の夏のヤナバ山荘の滞在中に、 どこか星がよく見える所に出かけて試してみたいと考えています。
Top写真で円周上の動きを示すのは赤経軸を中心に鏡筒を動かした(回転)時の軌跡を示し(青白いイメージ)、 左右方向に並んだ軌跡は赤緯軸をフリーにして鏡筒を動かした場合の軌跡(オレンジ色のイメージ)です。
ちなみに赤経を表す目盛り板は円周上に24時間目盛り、 赤緯目盛り板には 0~90° の目盛りが刻まれています。
この実験をしたことにより、 極軸を正しくセットした後、 赤道儀を使用して観察対象を視野に捉えると「天体の日周運動(北極星付近を中心とした回転)に依る視野外れを赤経つまみ操作だけで追尾出来る」であろうことがハッキリとイメージ出来たのでした。
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北極星の赤経・赤緯データ
さらにはどこに在るのか知らない星であっても、 星々の住所に相当するデータベースに記載された赤緯・赤経の値を使って望遠鏡の視野に捉える事も出来るそうだが、 今年の夏のヤナバ山荘の滞在中に、 どこか星がよく見える所に出かけて試してみたいと考えています。