9月というのに暑い。うっかり百円自販機の前を通り過ぎて、大阪城公園に着いて気付いた。しまった。大阪城公園で買うと160円。お茶だからいいが100万円のものが160万円。
熱中症で倒れても大変なので弓道場前の自販機に向かうとすべて売り切れ。ちょっと驚いた。これなら自販機もそれなりに商いが成り立っているんだ。
結局もみじ園北側トイレ前の自販機で購入。台湾人の家族が面白そうにしていた。
今朝はみどりのリズムですぐにコサメビタキとキビタキ♀型に出合う。幸先よし。 その後コサメビタキは、市民の森、一番やぐら、梅林、豊国神社東、沖縄復帰の森などで計6羽。 灰色系のシンプルな体形、真面目そうな眼付が好き。
キビタキは、♂3♀5の計8羽。みどりのリズム、一番やぐら、市民の森、沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場、飛騨の森。
コムクドリの情報。朝に天守閣東側配水池で8~10羽程度の群れが観察されたとの話しを聞く。 先日から6羽ほどの観察が続いているが、これら群れと同一グループの事かも。
チョウゲンボウ1羽 天守閣上を旋回との情報。
オオルリ♀、梅林南側上と愛の森。
全体の数は多くないが、キビタキとコサメビタキとの出合いに慰められた。
他には、カワラヒワ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、カワウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
◆◆ウグイス (1993.11.18 梅林南側上)
バードウオッチングを始める前と大きく印象が変わった鳥がある。例えばタンチョウやライチョウだ。野鳥はまったく知らなかったが、これらの鳥の名前はよく知っていた。
自然の中での生態も、いろいろな映像で取り上げられていて何度も目にしている。そのためか、これらの鳥に一種のあこがれのようなものを感じていた。
しかし、バードウオッチャーになってこれらの鳥にそれほど魅力を感じなくなった。私だけでなく、ほとんどのバードウオッチャーは強い興味を持っていない。
理由は、その場所へ行けば必ず見られるからだろう。バードウオッチングは人の探検本能を刺激させる趣味である。失敗がないのは一度見れば興味を失う。
ウグイスもそのたぐいの鳥だ。「ホーホケキョ」の鳴き声とともに、非常によく知られている。 しかし、実際に目にすると頭の中のイメージと合わないので戸惑う。色はいわゆる「うぐいす色」でなく地味な茶色系で、行動も梅にとまることはなく、茂みの中をひっそり動き回る地味な鳥だ。
今の時期は三鳴鳥と言われる素晴らしいさえずりも聞かせてくれず「チャッチャッ」と笹鳴きを残して去って行く。