アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

もはや骨董品…ダイヤル式電話機

2010年01月26日 | Weblog
 パソコンでキーボードを打つとき、この並び方はなんなんだー?!と、思います。私は、ブラインドタッチなどという洒落たことはできない。右人差し指一本で打つ。ですから、ABCD・・・と並んでくれると便利なのに、アルファベット順など無視した配列。
 時折、左人差し指も使う。誰かが見ているときは、できるだけ両手の人差し指を使う。なぜかって?見栄です。「お!あの老人、両手で打ってる。すごいなあ!」と、感心するかなあと思ってさ!感心されたことは一度もない…。カマキリ打法と言われたことはありますがね。
 
 パソコンのキーボードは、タイプライターと同じ配列で出来ています。どうして、Qが左上の端にあり、Aがその下にあるのか?
 1 打ちやすい配列にした
 2 打ちづらい配列にした
 3 適当に並べた
 「E」と「R」が隣り合っていることに焦点を当てて、「打ちやすい配列という説」がある。確かに、英語の場合、「E」と「R」が隣り合っていると使用頻度が高いので便利です。
 一方、「E」と「R」が隣り合っていることに焦点を当てて、「打ちづらい配列という説」がある。タイプライターを使ったことがある人は、隣り合っているものを打つと、ヘッドがぶつかり重なってしまう。いちいち手動で直さなければならないのです。つまり、「E」と「R」が隣り合っていると使用頻度が高いのでヘッドの重なりの回数が増え、不便なのです。「打ちづらくした?」わざわざそのようにした理由が分かりません?

 QWERT・・・の並び方は、一体どうしてなんだ?「適当に並べたものが脈々と引き継がれてきた」ということでしょうか。そう考えなければ、説明がつかない。「よーし!解明してやるぞー!」と、いう人は、是非キーボードを凝視してみてください。「適当に並べた」という結論に達するはずです。

 その点、キーボードの右側についている電卓は、「人差し指入力者」にとってありがたい。数字の配列は0が一番下で、すぐ上に1、2、3と続く。順番になっているので使いやすいです。理にかなった配列です!

 電話の数字の配列は、「0」が一番下という点が同じで、数字の配列は上から「123・・・」。馴れてしまっていることもあり、使いやすい。電卓と電話は、数字の配列が違っても特に問題はない。

 一昔前までは、ダイヤル式の電話機でした。ダイヤル式電話を説明しなければならない時代になってきています…
 ダイヤル式電話は指を入れて回す穴が円周に並んでいる円盤がついている。右上から反時計回りで、「123・・・890」と、数字が穴の下に書いてある。その穴に指を入れて回す…。この説明では、全く見たことがない人には分からないだろうなあ。
 「1から始まり最後が0」こ、これは、プッシュフォンの数字の並びと同じ!

 新鮮に驚いたことがありました。温泉の休憩する広間に、ダイヤル式の電話がありました。中学生とおぼしき男の子が…、「お父さん!この電話どうやってかけるの?」お父さんは、「恥ずかしー!バカコノ!」と真っ赤になっていました。男の子は、ダイヤル式電話機を生まれて初めて見たのでした…。