電車に乗りました。席は殆ど埋まっておりましたが、「ごま塩頭、縁なしメガネ、会社員風の50歳代の男性(以下、ごま塩氏)」の隣が空いていたのでそこに座りました。
後方の席の30歳代と思われる男が携帯電話で、「普通の声」で話をしておりました。「普通の声」でも十分に響き渡り話の内容がよく分かりました。電車は走り出しました。男の携帯電話は続きました。
「…今度お会いするときには、お礼をさせていただきます。えっ?ええ取りましたよ、11レース。20万ほどです。馬券を買うコツですか?それは…ウンチク…。○○がクビになりましてね…。××が…。グダグダ…ダラダラ…」(言葉の丁寧さから、電話の相手は年長者らしい。どってことない話ですが、ストーリー性のある話が続いた)
と、突如私の席の隣のごま塩氏が立ち上がった!そして、ドスの効いた大声で叫んだ…
「おい!そこの携帯で話している奴、いい加減にしろよ!」
車両の乗客全員が凍りつきました。私はしっかり振り向き、携帯男を確認。
携帯男は、これまでの人生で他人に叱られた経験がないらしく、もの凄い速さで携帯をたたみました。そして、荷物をひっつかむと後ろの車両へ逃げていきました。
乗客のフリーズはすぐに融け…。小声ながらごま塩氏批判論が…。正義の味方の行為が、むしろ不評…?
私は、ごま塩氏がマナー違反携帯電話を注意した自分自身に興奮して、(私に対して)「おい、隣のオヤジ!いい加減しろよ!」と、叱るんじゃないかと心配でした。ごま塩氏にお叱りを受けることは、何もしていないのですがね。 パトカーを見ると隠れようとしたり、隠れる場所がないときには、「善人ですよー」という顔を作って歩くのと似た心境。え?そんなことをしたことがないって?私は、パトカーが来ると、必ず隠れますけどねえ…。防御反応です。
ごま塩氏は、勇気ある人だと思います。誰でも出来ることではない。私も、義憤に駆られることはあっても、「実際に注意したこと」は、ありません。(バス停で喫煙していた高校生グループに注意しようと向かっていったことがありました。その時は、注意する前にバスが来てしまい「注意未遂」に終わりました。「バスに助けられたね」だって?言えてるかも。4~5人いましたから乱闘になったらやられていたかも)
携帯男がキレやすい奴だったら、ごま塩氏とケンカになってましたね。間に挟まれる私が、トバッチリで蹴られたり殴られたりしてしまったかも。
他人を注意するのは難しいです。第三者の巻き添えまで考えなければ、「完璧」な(注意する)行為にはなりませんから。
この、立派な勇気あるごま塩氏が、なぜ乗客に不人気だったか?
観ているテレビのスイッチをいきなり切られたら、フラストレーションが残ります。この状態と同じ。
車内の客は、携帯男の会話内容に聞き耳を立て楽しんでいたのでした。内容が、非日常でしたから。そこへ、ごま塩氏が携帯電話を切らせてしまった。本来なら拍手喝さいのところだが、乗客は楽しみを突如奪われおもしろくない。このように分析いたしました。勇気ある行為も、野次馬根性には通じない…。
なお、電話の話の続きを聴こうと、携帯電話男の後に続いて車両を移動した人はいませんでした。みんな根性がないんだからぁ。
ところで、車内携帯電話を…注意…。
後方の席の30歳代と思われる男が携帯電話で、「普通の声」で話をしておりました。「普通の声」でも十分に響き渡り話の内容がよく分かりました。電車は走り出しました。男の携帯電話は続きました。
「…今度お会いするときには、お礼をさせていただきます。えっ?ええ取りましたよ、11レース。20万ほどです。馬券を買うコツですか?それは…ウンチク…。○○がクビになりましてね…。××が…。グダグダ…ダラダラ…」(言葉の丁寧さから、電話の相手は年長者らしい。どってことない話ですが、ストーリー性のある話が続いた)
と、突如私の席の隣のごま塩氏が立ち上がった!そして、ドスの効いた大声で叫んだ…
「おい!そこの携帯で話している奴、いい加減にしろよ!」
車両の乗客全員が凍りつきました。私はしっかり振り向き、携帯男を確認。
携帯男は、これまでの人生で他人に叱られた経験がないらしく、もの凄い速さで携帯をたたみました。そして、荷物をひっつかむと後ろの車両へ逃げていきました。
乗客のフリーズはすぐに融け…。小声ながらごま塩氏批判論が…。正義の味方の行為が、むしろ不評…?
私は、ごま塩氏がマナー違反携帯電話を注意した自分自身に興奮して、(私に対して)「おい、隣のオヤジ!いい加減しろよ!」と、叱るんじゃないかと心配でした。ごま塩氏にお叱りを受けることは、何もしていないのですがね。 パトカーを見ると隠れようとしたり、隠れる場所がないときには、「善人ですよー」という顔を作って歩くのと似た心境。え?そんなことをしたことがないって?私は、パトカーが来ると、必ず隠れますけどねえ…。防御反応です。
ごま塩氏は、勇気ある人だと思います。誰でも出来ることではない。私も、義憤に駆られることはあっても、「実際に注意したこと」は、ありません。(バス停で喫煙していた高校生グループに注意しようと向かっていったことがありました。その時は、注意する前にバスが来てしまい「注意未遂」に終わりました。「バスに助けられたね」だって?言えてるかも。4~5人いましたから乱闘になったらやられていたかも)
携帯男がキレやすい奴だったら、ごま塩氏とケンカになってましたね。間に挟まれる私が、トバッチリで蹴られたり殴られたりしてしまったかも。
他人を注意するのは難しいです。第三者の巻き添えまで考えなければ、「完璧」な(注意する)行為にはなりませんから。
この、立派な勇気あるごま塩氏が、なぜ乗客に不人気だったか?
観ているテレビのスイッチをいきなり切られたら、フラストレーションが残ります。この状態と同じ。
車内の客は、携帯男の会話内容に聞き耳を立て楽しんでいたのでした。内容が、非日常でしたから。そこへ、ごま塩氏が携帯電話を切らせてしまった。本来なら拍手喝さいのところだが、乗客は楽しみを突如奪われおもしろくない。このように分析いたしました。勇気ある行為も、野次馬根性には通じない…。
なお、電話の話の続きを聴こうと、携帯電話男の後に続いて車両を移動した人はいませんでした。みんな根性がないんだからぁ。
ところで、車内携帯電話を…注意…。