アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

日本が少しでもいい方向へ向けばいいのです

2010年04月14日 | Weblog
ノムさん(野村克也)とラモス瑠偉が、テレビ番組でちょっとだけ言い合いをしました。
 ロシアリーグ・CSKAモスクワの本田圭佑の話の時に、ノムさんが、本田のパネル写真の髪を指さし…
 ノム:その頭、なんとかならんかね(本田の金髪に納得できない)。
 瑠偉:ピッチの中でやるべきことをやれば、ある程度、こういうことをやってもいいんじゃないかな(結果を出せば、金髪は関係ないべ!)。
 ノム:サッカー界では、こういうことは平気なの?
 瑠偉:いやー、残念ながら平気です(本田の金髪で、サッカー界全体を語るなよー!面倒だなあ、「平気」と、答えておこう)。
 ノム:日本で一番欠けているのは、「らしさ」なんですよ。政治家らしさ。スポーツマンらしさ。サッカー選手らしさは、これでいいの?(瑠偉よ、本田にかこつけて、お前さんのロングヘアーへのイチャモンも入っているんだぞ!それに気づかないのか?)
 瑠偉:いいんじゃないですか(爺さま、これ以上引きずるなよ!しっつこいよぉー)
 ノム:こうゆう…(言いかけたのに、瑠偉に言葉を遮られた。フラストレーションが溜まった。憤懣やるかたなし)
 瑠偉:ファッション、ファッション(ガタガタ言うなよ、爺さん!)

 さて、本田圭佑は、金髪にしようが、紫髪にしようが全く問題ない。また、「日本サッカー界がどうのこうの」という問題ではない。ノムさんが何を言わんとしているかは解りすぎるほど解る。しかし、BUT、ノムさんもきちんと整理して発言しなければならない。価値観が多様化というか超多様化している現代、「日本人の金髪」についても、「厳しく糾弾しなければならないケース」の他、「スルーしてもいいケース」もあるのです。ここを理解してほしい。
 身体髪膚の毀損だからダメなんじゃないのかって?もちろん私の考えとしてはダメです。しかし、本田くんは、自立している一人の人間。私の考えに従わなくてもいいわけです。もちろん、ノムさんの考えにも。

 ラモス瑠偉にも言っておかなければならないことがある。「やるべきこと(サッカー選手として)をやっていることをもって是とするなら、スポーツは、形骸化して様式美を失い、文化ではなくなる」このことを、肝に銘じてほしい。日本人がプレイするスポーツですから、日本の文化です。サッカーであろうと、野球であろうと!

 ノムさんも、ラモス瑠偉も日本を良い方向へ持っていこうとしていますから、いい人たちです。
 で、亀田史郎さん…「何で見て見ぬふりをするんや。おかしいやないか!辛抱できひん。オレを怒らしたらどうなるか覚えとけ!おのれ(安河内事務局長)の首取ったるからな!」
 この人には、形式美も文化もヘチマも通用しません。国内最強ですよ。国母くんも沢尻のエリカも裸足で逃げ出すわな。対抗できひん。
 逃げ出せないのは、日本ボクシングコミッション(JBC)。勇気を出して、「永久追放」とした。絶対的な存在であった父が、「単なるたこ焼き屋のオヤジ」になってしまう(銀座8丁目に、「GINZA LEGAME」という店名のたこ焼き屋をオープン。一皿、800円は高いと思うが…庶民が行くようなところではないのでそれでいいのかな)。

 朝青龍さんも片付いたし、亀田さんも片付いたし、マスコミは沢尻エリカをシカトしたし(マスコミィ!頑張ったねー、偉いよー!)…後は金正日が片付けば日本はいい方向へ向かいます。
 「たちあがれ日本!」…と、いうことは、今まで倒れていたってことかな。(注:新党「たちあがれ日本」に、期待しているわけではありません。為念)