アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

草食系男子は、英国紳士予備軍?

2010年04月29日 | Weblog
「(英国においても)女性にすこぶる親切な男性は期待できなくなっている」という記事があった。「英国紳士」なるものは、もはや過去の話になりつつあるという。
 英国女性は、男性(パートナー)について、「英国紳士たれ!」と強く願っている。「ドアを開けてくれる」「デート費用はもちろん負担」・・・。
 英国男性の傾向は書かれていたが、原因も対策もなかった。ただ、男性の9割は、「自分は紳士だと思っている」とのこと。まあそんなもんでしょう。

 英国紳士(英)とアンティークな日本人男性(ア)との比較は…

 (英)女性のためにドアを開け、先に入れる。
 (ア)お化け屋敷に入るとき、女性に、「お先にどうぞ」って言えるかっ!つまり(日頃からお化け屋敷入場の対策というか訓練というかで)、男性が先、三歩さがって女性だろうがぁ。
 (英)女性の荷物を持つ
 (ア)鍛錬だ。自分で持て!
 (英)女性を褒め、称賛する。
 (ア)ホ、褒め殺しか?そんなセコイことできまへん。
 (英)女性が車に乗降する際、車のドアを開ける。
 (ア)年配の女性(婆さま)の場合はそうしますよ。どうやったらドアが開くのか分からず、壊されちゃたまらないから。
 (英)家事を手伝う
 (ア)専業主夫なので家事が本業。あかぎれが痛いです。
 (英)穏やかな言動。常に感謝を口にする。
 (ア)下品な言動、常に悪口を言う。
 (英)寒い時、自分のコートを女性に掛ける。
 (ア)寒い時、女性のコートを借りて着る。

 英国紳士になるのは大変だワ。どんどん少なくなっているのは当たりまえ。
 比較しながら感じたのですが、「日本人男性の英国紳士化」ってあるなあ。なぜそう感じたか、二年前から流行りだした、草食系男子を思い浮かべたからです。
 草食系男子の定義はいろいろあるのでしょうが、「新世代の優しい男性のことで、異性と肩を並べて優しく草を食べることを願う」…「優しさ」というところで、紳士と共通するところがあります。
 それにしても、食料がないわけでもないのに、草まで食わなくても…。しかし、「女性に優しく」というのはいいことです。
 私は、草が嫌いなので、草食系友の会には加入しません。英国紳士に近づくために…バーバリーのコートは持っていますよ。20数年着ている。外見だけ英国でも、すぐに、お里が知れてしまいますね。日本のオヤジでいいです。