アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

代案もなく人様を批判してはいけません

2012年02月06日 | Weblog
 その夥しい著書から、「ただただ、凄い人」と思っていた精神科医がおります。名前は出しませんが、ヒントは、リカちゃん人形のファン。そのリカちゃん、この頃少し変わってきたのかなーと、思える言動が。
 以前から、政治にも関心を示されておりました。福島瑞穂さんや、辻元清美さんと親しいらしい。「それは、勝手だろう。福島瑞穂さん、辻元清美さん、いいじゃないか!」だって?…まあ、人を批判しない私としましては、コメントを差し控えさせていただきますがね。

 リカちゃんに対し、「おや?」と思ったのは、拉致問題に対し、「不健全で偏狭なプチナショナリズム」と批判したことですね。精神医学だかなんだか知らないが、拉致問題に対して、「日本人として、意識を高揚させる」のって、批判されることでしょうか?しかも、日本人の精神科医に!?

 あと、昔の話で申し訳ないが、リカちゃんの著書、「知らずに他人を傷つける人たち ― モラル・ハラスメントという『大人のいじめ』」で、無断で他の人の文章を借用していた…このことは解決しているようですが、「恥」ってモノを知らない!

 橋下大阪市長が、拉致問題に関わってスパッと決めてくれました。
政府に対し、「大阪府、大阪市では拉致問題は許さない。不法国家である北朝鮮が正常な国になるまで付き合いは一切しないという意思をはっきり示していきたい」
 当然ですが、これまで政府に対してこのようなお願いをした人はいない。よく言ってくれました。

 で、橋下さん、このタイミングでなぜ拉致問題?私の、うがった(うがりすぎ?)考えでは、「リカちゃんへの趣意返し」でしょう。
 「橋下さんVSリカちゃん」の決着がウヤムヤのままでした。

 リカちゃん、橋下大阪市長に盛んにかみついていたのです…(テレビ朝日「朝まで生テレビ」でのやりとりから…)

 1 「大阪を変える」「日本のシステムを改革する」と訴える橋下市長が、変えた後にどういう社会を創りたいのか…どうしても見えない。

 2 「今でなくていつやるのか」「待ったなしの改革」と、しきりに変化の緊急性を訴えられます。変化は当然リスクを伴うことです。しかし、それを質問すると、「じゃ、このままでいいのですか」とおっしゃって、変化させないことのリスクのほうが大きいことを訴えていました。

 3 「では、現状のままでいいのですか」と橋下さんに言われ、「いや、そうは思わない」と答えると、「じゃ、代案を示してくださいよ」とさらに言われます。しかし、精神科医である私にそんなことができるはずもないし、その権利もありません。
 
 「橋下さんVSリカちゃん」…これは、リカちゃん形勢不利ですよ。
 自分の意見もないまま、ノコノコと生テレビ出演。「代案を示してくれと言うが、精神科医である私にそんな事ができるはずもない」アレアレ、都合の良いときには、「政治評論家もどき」。都合が悪くなると、「精神科医」。

 全国に、バカさ加減を知らしめたことになります。
自説(代案)がないということは、根拠もなく批判してるってこと。つまり、私と同じ。立派な精神科医さんには、私にとって、「ただただ、凄い人」であってほしかったのに。