「御感想は?」
「最高でーす!」
これ、多いです。「最高」ということは、それ以上ないということでしょう?どうして、冬祭りの抽選で特賞が当たったのが「最高」なの?フルマラソンで完走したことが「最高」なの?ワールドカップで優勝したぐらいで、「最高」なの?
「最高」かどうかは、その人の考え方ですから、「ダメ」という話ではないけど…。人生に、「最高」は一度だけだろうと思うモノですから…。お祭りの特賞も、マラソンの完走も、ワールドカップも、「最高」ではないのではないかと…。「最高の大安売り」は、ないだろうなぁと。まっ、これは話の枕で…。
「絶対に儲かる話がある」…ないない。
「合格、絶対間違いなし」…ないない。
「絶対、大地震が来る」…絶対とは言えない。
「絶対」という言葉を使えることは、この世の中でたった一つです。
それは、「死」です。今生きている人は、「絶対死にます」。
死は誰にでも公平に絶対に訪れる。ただ…「死に方」に、大往生もあれば、不慮の死もある。不慮の死にも、殉死から殺人の被害者から…災害の犠牲者から…様々…。
「死に方」を選ぶことはできない。
3.11に、防災無線で町民に避難を呼び掛け続けた女性(遠藤未希さん)…その女性と高校の同級生で、南三陸町役場でも職場仲間だった女性(三浦亜梨沙さん)が遺体で見つかった。DNA鑑定を終え、無言の帰宅をした。このような死もある…。
この女性、三浦亜梨沙さんが母悦子さんに送った最後のメール…。
「無事ですか!?6mの津波が来ます 役場流されたらごめん」
死を覚悟して、母親へメールを送った。人は死を受け入れる覚悟が出来ると、妙に冷静になる…「無事ですか!?6mの津波が来ます」…まるで、高見の見物のようです。
そして、「生んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。先に死んじゃったらごめんなさい」の代わりに、「役場流されたらごめん」…かなしいです。
「たら」が使われている…死の覚悟は出来ていたが、生きる望みも捨ててはいなかったということか。
三浦さんのお母様は、「もう遺体は戻ってこないと思っていた。『お帰り、遅くなってごめんね』と迎えてあげました」と。
岩手県北上市和賀町で小屋の屋根から落ちてきた雪の下敷きになり、5歳の女の子がなくなった。雪だるまを作るなど、楽しく雪遊びをしていた…次の瞬間…。
誰にでも公平に絶対に訪れる死。死に方を選ぶこともできない。
生きている今のこの瞬間に感謝しなければなりません。そして、とりあえず「平均寿命」まで生きると仮定して日々の生活を精一杯頑張る…これしかない。
「死」は、誰にでも公平に…ではないですね。誰にでも公平に絶対に訪れます。年齢等には不公平に…。
「最高でーす!」
これ、多いです。「最高」ということは、それ以上ないということでしょう?どうして、冬祭りの抽選で特賞が当たったのが「最高」なの?フルマラソンで完走したことが「最高」なの?ワールドカップで優勝したぐらいで、「最高」なの?
「最高」かどうかは、その人の考え方ですから、「ダメ」という話ではないけど…。人生に、「最高」は一度だけだろうと思うモノですから…。お祭りの特賞も、マラソンの完走も、ワールドカップも、「最高」ではないのではないかと…。「最高の大安売り」は、ないだろうなぁと。まっ、これは話の枕で…。
「絶対に儲かる話がある」…ないない。
「合格、絶対間違いなし」…ないない。
「絶対、大地震が来る」…絶対とは言えない。
「絶対」という言葉を使えることは、この世の中でたった一つです。
それは、「死」です。今生きている人は、「絶対死にます」。
死は誰にでも公平に絶対に訪れる。ただ…「死に方」に、大往生もあれば、不慮の死もある。不慮の死にも、殉死から殺人の被害者から…災害の犠牲者から…様々…。
「死に方」を選ぶことはできない。
3.11に、防災無線で町民に避難を呼び掛け続けた女性(遠藤未希さん)…その女性と高校の同級生で、南三陸町役場でも職場仲間だった女性(三浦亜梨沙さん)が遺体で見つかった。DNA鑑定を終え、無言の帰宅をした。このような死もある…。
この女性、三浦亜梨沙さんが母悦子さんに送った最後のメール…。
「無事ですか!?6mの津波が来ます 役場流されたらごめん」
死を覚悟して、母親へメールを送った。人は死を受け入れる覚悟が出来ると、妙に冷静になる…「無事ですか!?6mの津波が来ます」…まるで、高見の見物のようです。
そして、「生んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。先に死んじゃったらごめんなさい」の代わりに、「役場流されたらごめん」…かなしいです。
「たら」が使われている…死の覚悟は出来ていたが、生きる望みも捨ててはいなかったということか。
三浦さんのお母様は、「もう遺体は戻ってこないと思っていた。『お帰り、遅くなってごめんね』と迎えてあげました」と。
岩手県北上市和賀町で小屋の屋根から落ちてきた雪の下敷きになり、5歳の女の子がなくなった。雪だるまを作るなど、楽しく雪遊びをしていた…次の瞬間…。
誰にでも公平に絶対に訪れる死。死に方を選ぶこともできない。
生きている今のこの瞬間に感謝しなければなりません。そして、とりあえず「平均寿命」まで生きると仮定して日々の生活を精一杯頑張る…これしかない。
「死」は、誰にでも公平に…ではないですね。誰にでも公平に絶対に訪れます。年齢等には不公平に…。