アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

子どもに嘘を教える学校…!

2012年02月02日 | Weblog
 中学校の授業で…
 「日本は中国に攻め入って、たくさんの中国人を殺しました」
 「戦争になったら、相手国の人をたくさん殺せば殺すほど勲章がもらえてたたえられるんです」
 「だから殺されたのは兵士だけでなく、一般のお年寄りや女性、子供たちもです」と、教えている…。

 「まさか!そりゃあないだろう!」と、思いましたが、大新聞の記事にもなっているので間違いないのでしょう。

 その中学校というのは、長崎県新上五島町立上五島中学校。
 日中戦争の南京戦で報道された日本軍の「百人斬り」を事実として教えているという。報道したのは、東京日日新聞(現毎日新聞 昭和12年)。
 旧日本軍の元将校2人が、どちらが先に日本刀で百人斬るか競争を始めたという内容。百人斬りの真偽をめぐっては、報道に立ち会った元カメラマンが「戦意高揚のための記事で、あり得ない話だ」と証言している。また、毎日新聞は平成元年に発行した「昭和史全記録」でも「事実無根」と自社の報道を否定している。
 両将校の遺族が、「百人斬りなどするわけがない。はなはだしい名誉毀損だ」と、訴訟を起こした。その時東京高裁は、「甚だ疑わしいものと考えるのが合理的」と遺族の言い分を支持した。(その時すでに2人の将校は処刑されておりました)
 完全に事実無根であるのは疑う余地もない。百人斬りなどなかったのです。

 それなのに、百人斬りを事実として授業で扱う…なんでも、「加害の事実」を教える平和学習なのだそうで…。へ、へ、平和学習!残虐な嘘を教えるのが平和学習とは…。
 今時、まだ旧日本軍を誇大に悪く描く自虐的な歴史授業がまかり通っていたとは!教科書に載ってるんじゃないのかって?載ってるわけないでしょう!

 この上五島中学校の実践報告は、1月末の、日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会で報告されたもの。授業後の生徒の感想として…

 1 中国人は日本からされたことをすごく許せないと思う
 2 事実を知った今、つらい過去と向き合い、立ち向かうことが償いだと思う

 こ、こりゃ大変だ!嘘に踊らされ、子ども達が悲しい思いをさせられる。日本に誇りを持てず、中国にいわれなき贖罪の意識を持つ日本人が作り上げられていくわけで…恐ろしいです。
 学習指導要領には、「わが国の歴史に対する愛情を深めさせる」と書かれているのですが…。長崎までは、学習指導要領が届いていないらしい…。
 
 南京市民の数より、旧日本軍に殺された人の数が遥かに多い「南京大虐殺」という摩訶不思議なのがあります(「南京大虐殺などなかった」とする学者さんもおられる)。その、象徴的な出来事として、「百人斬り」が宣伝されてきました。もちろん、中国側によってですがね。中国のプロパガンダです。

 もういいかげんに、嘘を子ども達に教えるのはやめてくれっ!