アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

サンクビ

2016年03月09日 | Weblog
 「3首」という表記をみて、まず読み方が解りませんでしたねえ。
 「三首」なら「さんしゅ」と読み、顔が三つある人のこと。「三首人」ですね。字は違うが、「さんしゅ」と読むものに、「三種」がある。三種の神器…鏡・玉・剣ですね。
 「俳句を3首詠んだという話じゃないのか」って?それでもなさそう。ともあれ読みかたは、「サンクビ」らしい。

 「3首」を読み進めていったら、何のことはない、「3首とは、首、手首、足首のこと」なんだと。長く生きていますが、そーゆう言い方をするとは知りませんでしたぁ。
 首は、象形文字。「髪と目を強調した象形」からできたもの。上部は髪の毛で、下は目です。人間の体、どこも大事ですが、頭と胴体の「繋ぎ目」が首ですから…首を刎ねられると大変なことになってしまいます。
 手首、足首も「繋ぎ目」重要な役割を持っている…。
 黒人奴隷は、「首には、鉄の輪」「手首には鉄の鎖」「足首の鉄輪には、鎖でつないだ足かせ」が。3首を押さえておけば逃げられないってこと。

 で、寒冷地での暮らしでは、「3首」を暖めると良いんだと。なんでも、太い動脈が3首の皮膚に近いところにあるのだそうで、気温の影響を受けやすいらしい。3首が冷えると、冷たい血液が体をめぐり、全身が冷える…分かりやすい。3首を温めると血行がよくなり、温かい血液が流れるため体があたたまる。…くどい。

 なるほど!寒さ対策として、ストール、マフラー、ネックウォーマー、ネクタイが有効ということ。ウォームビズには、ネクタイ着用がいいということか。
 手首はどうするんだって?そりゃあ…リストバンドとか手首ウォーマーでしょう。足首には、「足かせ」でしょう!冗談ですよっ!