アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

神宮の巫女教育ぅ…

2016年03月27日 | Weblog
 参詣に行った神宮で巫女さんに、「自民党はあまり好きじゃない」と、言われた自民党の大西英男衆院議員が、「巫女さんのくせに何だと思った」…。
 このことをニュースで耳にしたとき、「大西議員の感想はもっともだ!」と思いました。細かな経緯など知るよしもないんですがね。報道自体が、「大西が悪いぞぉ」が、基本姿勢でした。「巫女さん悪いぞなど言わせないぞ」という姿勢。早い話が、偏向報道。報道の自由ってやつかねえ。

 老人がドーナッツ屋で、ポン・デ・スノーショコラを買おうとしたら店員に、「老人はあまり好きじゃない」と、言われたとしましょう。「店員のくせになんだ!」と思うでしょう!思って当たり前でしょう!
 なぬぅ!巫女さんと店員を一緒にするなって?お言葉ですが、職業に貴賎などないでしょう!巫女が偉くて、ドーナッツ屋の店員が劣るとでも言うのかね?同じですよ、全く同じ。

 ドーナッツ屋の店員さんは、「老人は好きじゃない」とか「自民党はあまり好きじゃない」とか、言いますか?!言うはずがない。教育されていますから、顧客に不快な思いをさせるような言動はない。
 大西議員の件では、神に仕える身でありながら、顧客に政党の好みをぬけぬけと言い放った巫女は批判されてもしょうがない。それ以上に、従業員である巫女の教育をしていなかった経営(神宮)側に一番の責任があるわけですがね。
 えっ?「巫女さんは、自民党は好きと、本心とは違うことを言えば良かったのか」って?黙ってほほえみを浮かべているだけでいいでしょ!好きとか嫌いとか言う必要などありません。巫女という性格上、ネガティヴな言葉はNG。そのあたりをきちんと指導している神宮もあります。神職の方と話して、「心が安まるなあ」と、感じたこともあります。例えば、伊勢神宮。本家本元は違います。

 大西議員さん、「巫女のくせに…」までは、良かったがその後、馬脚を現してしまいましたね。アレは良くないです。品がない。どんな馬の脚を現したかって?
 「巫女さんを誘って札幌の夜で説得しようと思った」と、語ったのです。マスメディアが入っている場で、そんなことを言ってはいけません。下品が身についてしまっているのか?10万票近い票を集めて「国権の最高機関」の一員となった人。その人が、「札幌の夜に巫女さんを説得…」日本の恥だぁ。

 神宮に言いたい。「巫女の教育をしっかりやって下さい。巫女のくせになどと言われない巫女を育てて下さい」。
 議員さんに言いたい。「あなた方は、国権の最高機関の一員であるという自覚をもってください。下品もだめ。ウケをねらう必要もなし」会議中の読書、居眠り、スマホはNGですから…こんなこともお願いしなけりゃならないとは…。まだまだあるだろうって?多すぎて書き切れないから、松島みどり大先生の所業を少々…。

 えっ?「マスコミを懲らしめるには、広告料収入をなくすのが一番」と、言ってもいいかって?それって、「巫女のくせに」の大西議員の発言じゃないですか!浅はかな思い込みをマスメディアに発言するのもNGでしょう。