バッタモンのポタリング日乗

松本在住の自転車散歩日記でしたが膝を痛めてからはもっぱら鉄道や旅など雑多な日記に移行
  

鼠穴

2008-04-07 21:29:44 | ポタリング
国土地理院の5万図を見ると、安曇野市穂高の北の松川村に「鼠穴」というとても興味をそそる地名があります。
昨日はセンチュリオンターボ7000の試乗を兼ねてそんな面白い場所を訪ねてみました。

この辺りは古代安曇族が住み着いたといわれる所で、中房川が作る扇状地の一角に位置しています。
街道沿いには村名の由来となった「鼠石」というのがあって、立派な石の柵で囲まれ松川村史跡指定の案内板が立っています。
読んでみると、その石にあいた拳大の穴は有明山山頂の金明水、銀明水を湧き出している穴まで通じているとか善光寺まで通じているとか、鼠が膳腕をこの穴から出して貸し出してくれたとかの言い伝えが書かれていました。
また、ネズミに「不寝見」という字を当て、昔の物見の場所であったろうともありました。
近くの山に小さな砦らしき跡もあるようです。

個人的には善光寺まで繋がっていて欲しいと思うのでありました。

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2 コメント

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有明山の麓なんですね (10)
2008-04-08 13:01:22
 ネットの地図で見てみました。しかし近畿ならいざしらず、山の中の安曇野、渡来人はどっちの道から来たのでしょう?糸魚川のほうにはいい港は無いのでやはり陸路で木曽路からでしょうか?

 県道25号線という山すその道が面白そうです。
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安曇族 (爺T)
2008-04-09 21:42:14
安曇族は姫川沿いに糸魚川から来たようです。

丁度、安曇族が住んだ松川村辺りまではエゴ(新潟ではイゴ練)を食う習慣があるようです。
かつて安曇族が住んでいた北九州では同じものをオキュートというようです。

温海温泉のアツミなどは安曇族から来ているようです。
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