バッタモンのポタリング日乗

松本在住の自転車散歩日記です
  時々余計な話題も

津軽鉄道:金木駅往復

2022-06-27 22:26:02 | 鉄道
五所川原駅構内には使われなくなった古い車両や貨車が留置してあるが
塗装の劣化が痛々しい
ひときわ目を引くのは年季の入った雄々しいラッセル車
これは現役で冬季にはラッセル車撮影ツアーなんてのもあるそうだ
この地で生まれ育った太宰治の
「富士には月見草がよく似合う」は富岳百景の有名な一節だが
「津軽鉄道には雪がよく似合う」

その太宰の生誕地金木駅までは往復1120円
ワタシと同じような一人旅のおっちゃんや中年夫婦、鉄ちゃんなどを乗せて14時48分発車
沿線には現役の腕木式信号機が残っていたりポイントを雪から守るスノーシェルターが見られる
嘉瀬駅には香取慎吾が20歳の頃テレビの企画で車体に描いたというキャンバス列車がある
数年前に再度塗りなおしたということだがペンキの剥落劣化がかなり進んでいる
短い区間ながら見どころは結構ある

約25分で金木駅に到着しそのまま相対式上りホームに移動
ここでは上下列車がすれ違う際にタブレット交換が行われているのが珍しい
太宰治記念館「斜陽館」を訪れたろう乗車待ちのおじさんおばさんたちが結構いる
車内ではアテンダントさんが観光地図を配ったり物販をしたりしていた
車窓の岩木山は霞んだままだ

五所川原へ戻りしばらく町中をブラリ
道が広く電線も地中化してあるせいか何となく殺風景な印象がする
佞武多会館を見学してちょうど16時43分弘前行列車の時間となる
これを逃すと次は19時33分だ

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