徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

悲しくそして勇気あるエピソード

2011-03-13 22:34:41 | テレビ
この地震の被害状況が徐々に明らかになり、
身震いする思いである。
亡くなった方1人1人の命の重さは変わらない。
ご冥福をお祈りするしかない。
その中で、下記記事を見つけた。
毎日新聞からの抜粋です。


「早く逃げてください」--。街全体が津波にのみ込まれ約1万7000人の人口のうち、約1万人の安否が分からなくなっている宮城県南三陸町は、町役場が跡形もなくなるなど壊滅した。多くの町職員や警察官、消防職員が行方不明となったが、その中に津波に襲われるまで防災無線放送で住民に避難を呼びかけた女性職員がいた。

「娘は最後まで声を振り絞ったと思う」。同町の遠藤美恵子さん(53)は、避難先の県志津川高校で涙を浮かべた。娘の未希(みき)さん(25)は町危機管理課職員。地震後も役場別館の防災対策庁舎(3階建て)に残り、無線放送を続けた。

難を逃れた町職員(33)によると、地震から約30分後、高さ10メートル以上の津波が町役場を襲った。助かったのは10人。庁舎屋上の無線用鉄塔にしがみついていた。その中に未希さんはいなかった。
遠藤さんは「(生き残った職員から)『未希さんが流されるのを見た』という話を聞いた。もうダメだと思う」とつぶやいた。
地震直後、遠藤さんの知人、芳賀タエ子さん(61)は「6メートル強の波があります。早く逃げてください」という未希さんの放送の声を聞きながら、携帯電話だけを持ち、着の身着のままで車で避難所の志津川高校のある高台を目指した。停電で信号が動いておらず、周辺道路は渋滞していた。高台への道路を上がる時、振り向くと渋滞の列からクラクションが鳴り響き、その背後から津波が家屋などをなぎ倒しながら追いかけてくるのが見えた。
芳賀さんは懸命にアクセルを踏み、数十メートルの高さの高台に逃れた。車を降りて避難所の階段を上がった。遠藤さんもたまたま避難していた。
芳賀さんは遠藤さんの手を握って言った。「娘さんの声がずっと聞こえたよ」高台から見下ろす街は濁流にのみ込まれていた。

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再び大地震について

2011-03-13 07:20:18 | テレビ
本当は書きたいこともあるにはあるが、
地震の事、
被害にあった方の事、
亡くなった方の事、
被ばくされた方の事を考えれば、
浮かれたブログはとても書く気にならない。
テレビからは、
救援物資も届かず、
二日間食事も水さえもとれない方もいるようだ。
そんな時に、
あそこのランチは美味しかったとか、
こんなことが楽しかったなどというブログは書けない。

静岡市で土曜日に行われる予定であった、
ソフトテニスの1年生大会は急遽中止。
タツタのサッカーの試合も、土曜日の参入戦は延期。
日曜日の3年生との卒業記念試合も中止?延期?
とにかく、色々なところで自粛が行われている。
当たり前の話だ。
幸い、
今回は、
静岡では被害がなかった。
しかし、同じ日本で起こった悲劇。
明日は我が身ということもあるけれど、
何より、あまりの被害の大きさに、心が痛む。
幸い逃げることが出来た方も、
家を流され、
家族を失った方もいる。
元通りの生活に本当に戻れるのか?
それを考える気力もないのではないか?
お手伝いできない自分がまだるっこしい。

本日青葉公園で、社会福祉協議会による募金活動があるらしい。
知人が参加するということで、
せめて募金をしに行こうかとは思っている。
何か出来ることはないか?
1人1人は微力でも、
みんなが参加すれば大きな力になる。
前から言われていること。
出来ることを探していきたい。
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