支援について

地震の被害にあわれた方。
津波の被害にあわれた方。
改めてお見舞い申し上げます。
そして亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

私も、過去に色々な別れを経験してきた。
昭和５９年２月に父を肺炎で亡くし、
平成１６年６月に兄を肺がんで亡くし、
平成２２年７月に母を肺炎後の衰弱で亡くし、
昔の家族はもう私一人となってしまった。

しかし、

私にはまだ、奥様と子ども３人がいる。
思い出の品もちゃんと残っているし、
何より、今住んでいる家もあれば、
実家もまだそのまま残っている。
今回被害にあわれた方から見れば、
全く幸せだ。

目の前で家族を、知り合いを、亡くした方。
あるいは、家族と連絡もつかず、
生きていることを信じつつも、
行方が分からないという不安は、きっと、想像を超えるものだろう。
今、テレビでは歌で応援しようと、色々な歌手の方が歌っている。
これだって立派な支援となるだろう。
人には思い出の歌がある。
それが力になることも絶対あるとは思う。
それを聞けない被害者の方もいるけれど、
その気持ちさえみんなが持ち続ければ、いつか伝わることだろう。

私のこの拙いブログには、
被災者の方を元気づける力はないけれど、
私の微力が大きな力のほんの端っこを構成しているとすれば、
それはそれで価値のあることであろう。
そういう気持ちだけは忘れないように、
そしてみんなが持ち続けてくれることを祈っている。