


練習試合は中学生にとってどんな位置づけなのだろうか?
今の部員だけの話ではなく、
過去から考えても、練習試合に真剣モードで臨める選手は一握り。
ほとんどの選手がのんびりモードと言うか、
勝っても負けてもあっけらかん?
勝ちたいというオーラもないし、工夫もない。
私の中に常に諦めモードがある。
これではコーチ失格なのだろうな?
私の場合、負けず嫌いなので、
練習試合と言っても負けたくないという気持ちでいつも望んでいた。
もちろん本番ほどの真剣モードには多分なっていなかったとは思う。
お遊びショットもあった。
でも、結果には結構こだわっていた。
そういう気持ちが見えない中学生。
どうなんだろうなあ?
昔から部員に行っている事。
コーチのアドバイスを例えばノートに記入し、
大会などの本番前に見直している選手がはたしているのだろうか?
何回も同じミスをする選手。
何回言っても直らないアドバイスに対するプレーぶり。
もちろん私に対する部員の信頼度がないという、
私自信の問題もある。
子供は正直だから、尊敬できる人間の言葉にはしっかり耳を傾けるが、
馬鹿にしている人のアドバイスは馬耳東風。
それはそれで仕方ないとは思っている。
ただ、アドバイスを自分にどう生かすか?それは本人次第。
我以外皆我師という言葉がある。
故吉川英治氏は、『宮本武蔵』や『新平家物語』で著名な
作家です。
この吉川氏が作品にとりあげられた宮本武蔵は、
「我以外皆我師」という言葉を残しています。
自分以外の、人でも物でも皆、自分に何かを教えてくれる先生だという意味です。
私達は皆、この世に生を受けるときには、言葉も何も知らない純粋な心で生まれてきます。
そして、親から、友達から、学校の先生から、
自然から、いろいろなことを吸収し学んで成長してきます。
ところが、いつのまにか「学ぶ心」を忘れてしまいます。
まあ、そういうことなんです。