徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

バラード?スローテンポとアップテンポ?

2013-03-07 21:34:50 | 本・映画・音楽
先日、ふとどこからか流れてくる曲。
よくよく聞けばAKB48のSo long !だった。
どんな曲でも好き嫌いはあるだろうから、
とりあえずこの曲の評価は置いといて・・・・

昔から少し思っていること。
シングルになる曲が、アップテンポかスローテンポか?ということ。
どちらが多いかといえば、
アップテンポの曲の方がシングルになる確率が高い気がする。
もちろん、いとしのエリーやらTUNAMIやら、
赤いスイトピーやら。
歌の題名で年がわかってしまうが。
バラードで大ヒットを遂げた曲もあるけれど、
でも、門あさ実さんやら、当山ひとみさんでも、
大好きな歌手のバラードがシングルになった例がなく、
個人的にはバラードはシングルにならないと思っていたこともある。

さて、AKBに話を戻すと、
いとこの作った曲も、
桜の花びらたちを始め、
桜の栞、
7時12分の初恋、
クラスメイト、
やっぱりバラード調?
スローテンポの曲が多い。
もちろんBaby! Baby! Baby! くるくるぱー のような曲もあるが。

実際のところ、
レコード会社はどういう基準でシングルを出しているのだろう?
ちょっと知りたいが。


作曲:上杉洋史 楽曲リスト





No.

曲名

作詞

作曲

編曲



1

桜の花びらたち

秋元康

上杉洋史

樫原伸彦



2

桜の花びらたち2008

秋元康

上杉洋史

樫原伸彦



3

Baby! Baby! Baby!

秋元康

上杉洋史

CHOKKAKU



4

桜色の空の下で

秋元康

上杉洋史

野中まさ雄一



5

桜の栞

秋元康

上杉洋史

光田健一



6

Baby! Baby! Baby! Baby!

秋元康

上杉洋史

CHOKKAKU



7

クラスメイト

秋元康

上杉洋史

山崎一稔



8

MARIA

秋元康

上杉洋史

Funta



9

くるくるぱー

秋元康

上杉洋史

近田潔人



10

7時12分の初恋

秋元康

上杉洋史

景家淳



11

帰郷

秋元康

上杉洋史

梅堀淳



12

必殺テレポート

秋元康

上杉洋史

田口智則 稲留春雄



13

僕とジュリエットとジェットコースター

秋元康

上杉洋史

景家淳



14

Lay down

秋元康

上杉洋史

近田潔人



15

MARIA -DiVA ver.-

秋元康

上杉洋史

松井寛



16

帰郷〈岩佐美咲バージョン〉

秋元康

上杉洋史

梅堀淳



17

素敵な三角関係

秋元康

上杉洋史

生田真心
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原稿を編集者になくされた赤塚不二夫のひとこと

2013-03-07 05:51:12 | 知人・友人・赤の他人
あるサイトにあったあるエピソード。
ちょっと紹介したくなった。
知っている人も多いのかな?


天才ギャグ漫画家、赤塚不二夫のエピソードです。『天才バカボン』を描き上げた赤塚不二夫、締め切り前日に編集者に原稿を渡します。しかしその後、大事件が起きてしまいます。

 「原稿をタクシーに置き忘れて、なくしてしまいました!」と編集者が真っ青な顔で戻ってきたのです。タクシーとは連絡がつきません。しかし、翌日には原稿を印刷所に渡す必要があります。まさに大ピンチ! しかし、赤塚不二夫はまったく怒ることなく、「ネーム(脚本のようなもの)があるからまた描ける」と言い、さらに……。
「まだ少し時間がある。呑みに行こう」

 これはもちろん、落ち込んでいる編集者を気遣っての言葉です。呑んで戻った赤塚は、また数時間かけて同じ話を描きあげて「2度目だから、もっとうまく描けたよ」と言い、その原稿を編集者へ渡したそうです。もし私が編集者でこんなことをされたら、帰りのタクシーの中で号泣してしまうこと間違いないです!

 この話には後日談があります。紛失した原稿が、1週間後にタクシー会社から赤塚不二夫宛てに郵送されてきました。「2度と同じ失敗を繰り返さないように、おまえが持ってろ」と、赤塚不二夫からその原稿をプレゼントされた編集者は、その後35年間も自分への戒めとして持ち続けたそうです。

 そして、赤塚不二夫が亡くなったとき「この原稿の役目は終わった」と、フジオ・プロ(赤塚不二夫のプロダクション)を仕切る、娘のりえ子さんに原稿を戻したのです。だから、フジオ・プロには現在、『天才バカボン』の同じ回の原稿が2つ存在するのだそうです。

 ファンからも出版関係者からも愛された彼の葬儀の参列者は、1200人に及びました。本当の優しさを持った赤塚不二夫が、いかに慕われていたかが分かります。

 完璧な仕事や勝ち負けにこだわっていると、誰かが失敗した時についそれを責めてしまうものです。でも、完璧な人間なんていないのですから誰でもミスを犯します。本当に優しい人とは、誰かが失敗したときやトラブルが起きた際にも周囲を気遣うことができる人なのです。

 世界的な思想家の孔子が、人生において最も大切だと言っていた事は「恕(じょ)」。この「恕」とは、「思いやり」のことです。彼も、思いやりこそが大事だと説いていたのです。

 『ドラえもん』の「のび太の結婚前夜」の回で、のび太との結婚を不安に思うしずかちゃんへ、彼女のパパが贈る言葉です。


 「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことなんだからね」

 しずかちゃんのパパ、男の……いや人間の本当の価値を分かっています。このセリフ、きっと藤子不二雄が娘に贈りたかった言葉だったのでしょう。「仕事ができる」よりも、「優しさ」の方が大切だということ。優しさを持つのび太こそ、一生のパートナーにふさわしい相手なのです。

本日の一言:ピンチのときに相手の事を考えられる人こそが、本当に「器の大きい人」。

【出典】『バカボンのパパよりバカなパパ』(赤塚りえ子著、徳間書店)、『100分 de 名著』(NHK)、『ドラえもん 第25巻』(藤子・F・不二雄著、小学館)
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