徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

熱中症について

2014-07-18 23:22:53 | その他
中学校では、部活中の熱中症に非常に気を使っている。
過去には中学生が部活中に亡くなる痛ましい事故も起きている。
給水タイムは大昔のスポーツでは考えられないくらい行われている。

何しろ我々の若い頃は部活中に水を飲むなんてもってのほか、
みたいな風潮もあった。
よく倒れる人が出なかったものだ?
実際はあったのか?
今のように報道がしっかり行われていなかったから知らないだけかも。
まあ、「元気に何事もなく」は大切。
下の引用を見ると、テニスが多いことに驚かされる。
外でやるスポーツだから多いのか?

水分とともに塩分の喪失もかかわってくるようだ。
まあ、これから夏本番。
気を付けなければ。

熱中症は、暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称。

主な熱中症の症状として、めまい、失神、頭痛、吐き気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)などがある。

屋内・屋外を問わず高温や多湿等が原因となって起こる。日射病とは違い、室内でも発症するケースが多く、年々増加傾向にある。高温障害で、日常生活の中で起きる「非労作性熱中症」と、スポーツや仕事などの活動中に起きる「労作性熱中症」に大別することが出来る。下記の熱中症の分類は臨床医療の現場で混乱を招くため、熱中症I度・II度・III度と記すように日本神経救急学会の熱中症検討委員会により改定された。

I度(軽症 日陰で休む。水分補給)
II度(中等症 病院にかかり補液を受ける必要がある)
III度(重症 救急車で救命医療を行う医療施設に搬送し入院治療の必要がある)

原因直射日光の下での長時間行動や高温多湿の室内で起きる。発汗による脱水と末端血管の拡張によって、脳への血液の循環量が減少した時に発生する。症状突然の意識の消失で発症する。体温は正常であることが多く、発汗が見られ、脈拍は徐脈を呈する。治療輸液と冷却療法を行う。

環境
前日より急に温度があがった日。
温度がそれほど高くなくても多湿であれば起こりやすい(なぜなら、汗による蒸散ができず、体内の熱を発散できなくなるため)。
涼しい室内で作業をしている人が、急に外に出て作業した場合(暑さに慣れていないため)。
作業日程の初日 - 数日間が発症しやすい。
長時間にわたる屋外でのスポーツや行動、屋内でも防具や厚手の衣服での行動。
統計的にかかりやすい時間帯は、午前中では10時頃、午後では13時から14時頃に発症件数が多く、季節は梅雨明け後に多い。また、スポーツでは登山、野球がもっとも多い。学校の運動部活動では野球が最も多くなり、サッカー、テニスの順に多い。

熱中症の予防法
暑熱馴化を行う。
出来るだけ薄着として、直射日光下では帽子を被る。 吸湿性や通気性の良い衣類を着用する。

湿度が低い場合でも、気温が35℃(乾球温度計)以上の場合は特別な場合をのぞいて運動を禁止する。31℃以上の場合は激しい運動は中止し、体力の弱いものや暑さになれていない者などには禁止する。
湿度が高い場合は、27℃以上で運動を禁止、24℃以上では激しい運動を中止し、体力の弱いものや暑さになれていない者などには禁止する。
27℃以上では室内外の冷却や、直接的な体内や体表面の冷却により体感温度を下げ、体内の水分・塩分が失われないような環境を作ることが一番重要な予防法となる。
コメント
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