年末になると、バスの運行は間引きされ、街中のお店も年末モードになります。市役所を中心にお休みに入りますが、その分、お買い物の人の波も増え、営業している飲食店も減ったりするので、結局どこも混んでいる状態です。来年は良い年にしたいですよね。
私は現在66歳(多分)、前期高齢者の身分です。
28歳頃、奥様と結婚し、3人の子持ち。
独身時代或いは結婚後子供が生まれるまでの期間は、
ほぼ「自己中的」に生きてきました。
子どもが生まれてからは、
取り敢えず、私自身の意識は低くとも、
大黒柱?として働いてきたので、
「我が家」としての意思決定時には、表面的には私が主人公でした。
(実質的には奥様が「影の支配者」ですが。)
こういう流れは、
30台・40台・50台前半くらいの時期までは、
特に違和感もなく、当たり前の事?と捉えてきましたが、
私が50台後半になる頃には、段々お袋の認知症が酷くなり、
自ず(おのず)と?
須らく(すべからく)?
必然的に?
私や奥様の老後の心配を思い、
私自身の衰えを感じるたびに世代交代を考えました。
それが表題の「老いては子に従え」に通じる訳です。
昔、商人、商家では、
店主がある程度年を取り、子ども等が成長した時に、
隠居して実権を譲るのが習わしでした。
あるいは、日本の旧民法上の制度としての隠居は、
戸主が生前に家督を相続人へ譲ることを指す訳ですよね。
まあ、細かい事はどうでも良いのですが、
最近は、素直に子供言う事を聞くようにしていまし、
なるべく子供に意見しないようにしています。
子どもが何かしようとする時、
本当に問題があれば止めるかも知れませんが、
基本的に子供の意思を尊重し、私から意見をすることはありません。
もちろん、求められればアドバイスはしますが・・・
昔書いた気もしますが、
子どもは親の従属物でも所有物でもありません。
我が家には門限もありませんでしたし、
私に逆らう事を許さないと言ったこともありません。
それが良い事なのか?悪い事なのか?
正直分かりませんが、
少なくとも、ツインもチョ・ナンボウも、
幼稚園や小学校と言う子供のころから、
「子どもも一人の人間」という観点で育ててきたつもりです。
そうは言っても、
そもそも私が至らない人間、
自堕落な人間、
獲るに足りない人間、
つまらない人間、
チンケな人間。
子どもは親の背中を見て育つ訳で、殆ど反面教師となっている私。
子どもに感謝です。
繰り返しになりますが、
これからも、「老いては子に従え」で生きていく私です。