パラリンピックで、日本は金メダル6個になりました。あと何個取れるか?伊東市出身杉村選手。藤枝出身佐藤選手。掛川出身杉浦選手。浜松出身鈴木選手。なんとなく静岡出身者が多い気がします。
先日も書いた、鈴木るりかさんのお話です。
彼女の本は、先日1冊読み、今2冊目を読んでいる途中です。
前にも書いた通り、内容は日頃子供たち、
大体小学生から中学生が体験するような、
ちょっとしたエピソード?
もちろん中には私には遠いエピソードもありますが、
一般的にあり得なくもない普通のエピソードが多く、
だからこそ感情移入もすれば、
自分の過去を振り返ってしまう。
そう、振り返ってしまうと言うのが、一番近いと思います。
普通の状態であれば絶対思い出さないであろうに、
そう言えば自分にもこんな体験があった。
いやいやこんな事もあった。
色々なことを思い出すんですよね。
小学2年生の頃、昼間の授業中に、
学校から100メートルも離れていない、キャバレーが火事になり、
みんなで窓から見ていたら、
バックドラフト現象?により大きな炎が吹き上がり、怖かったこと。
それで、隣の女の子に抱きつかれて少し嬉しかったこと。
給食時間に間違えて隣の女の子の牛乳を飲んでしまったこと。
それが初めての間接キスでした。
跳び箱の練習をしていて、
踏み切り板をどれくらい離して跳べるか競っていたとき、
身長分くらい離したので、思いっきり跳んだら、
跳びすぎて跳び箱に手をつけずに胸から砂場に落下。
(学校の運動場で遊んでました。)
しばらく息が出来ず死ぬかと思ったこと。
2階の教室前の廊下で遊んでいたとき、
すぐ近くに救急車が来たので、見に行こうと思い、
階段の手摺に跨がって降りようとして、
勢い余ってそのまましたに落下していて足首打撲。
運動会に出られなかったこと。
プール開き前に、
水も張っていない学校のプールで遊んでいたら、
捨てられていたガラスで足を切り、血を止めるために、
プールサイドのコンクリートの上を、血だらけにしながら歩いたこと。
今考えるとよく破傷風にならなかったものです。
今のように道路がすべて舗装されている訳でもないので、
砂利道を自転車で曲がろうとして滑り、
右足外側をまんべんなく擦過傷を受傷したこと。
野球をしていてスライディングをしたとき、腕が体の下に入り、
左手がクランク状態になって骨折。
慌てて自分で引っ張って伸ばした骨折の思い出。
まあ、どうでも良いことがいくらでも思い出されます。
今日はこの辺で。
130冊目です(今年243日目)。
「14歳、明日の時間割」 鈴木るりか
勝手に評価10点満点中6点
現在、青春時代のまっただ中にいる方はもちろん、学生時代が遠い昔という大人や遥か彼方という熟年世代まで、どんな世代も共感できる、笑える、そしてホロッと泣ける、全方位型エンジョイ小説の誕生です。短編小説を学校の時間割に見立て、7つの物語が展開されます。
<1時間目 国語>短編小説が入賞。作家となった少女への国語の先生のお願いとは。半分は私小説を思わせる作品。
<2時間目 家庭科>家庭科を得意とする少年が抱える事情と、見守る少女の想い。思わずキュン涙必至です。
<3時間目 数学>都会への転校を前に、孤独感に苛まれる少年の再生物語。少年の孤独と不安を癒やしたのは……。
<4時間目 道徳>ダメな大人たちに囲まれた少年のピュアな成長ダイアリー。中学生目線の鋭い大人描写が胸に迫ります。
<昼休み>孤独な少女の心の葛藤と青春。ヒリヒリした中学生ならではの複雑な感情に、誰もが共感を覚える一編。
<5・6時間目 体育>体育が大の苦手な少女が決意した大きな挑戦と努力。彼女の周りの人々の生き様と「生きる」ことへの希望。
<放課後>夢を持ち続ける大人、先生の苦悩とリアルな心情。大人はいつ まで夢をみていいのか。
読んでいて懐かしさを感じる小説です。
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