本日は3年生と現役1・2年生との、
試合を通じてのお別れ会。
本日の主役は3年生。
我々はそれを父兄とともに暖かく見送る立場であった。
3年生も、中体連が終わり、
引退後は受験という目標に負かって頑張ってきたわけで、
暫く練習もせず、勉強というストレスと向き合ってきた3年生。
その間にややふっくら?とした部員もいたが・・・・
試合自体は、ずっと練習していない3年生は、
最初はラケットにうまく当たらず、ミスしては大笑い!?
本当に久しぶりのテニスが楽しそう!
現役の頃はこんな楽しそうな表情は見たことがない。
スポーツの本質を見た気がする。
そして、当たり前と言えば当たり前だが、
勝たなければというプレッシャーもなく、
のびのびと試合をしていると、
少しずつ体が思い出し?
1・2年生を圧倒する場面もあり、3年生の貫禄も見せてくれた。
初めに本日の式次第?を見せていただくと、
私たちコーチの出番はない!
今日は安心していられると思っていたのだが、
最後に、セレモニーとして
1・2年生のお礼の言葉や、
3年生からのメッセージの時間があったのだが、
途中、突然先生から、
式次第にはないけれど、
コーチからの言葉を頂こう!
という余分な提案があり、
突然挨拶をする羽目に。
何も考えて居ない状況から、
気の利いたことを話さなくては行けなくなり、
適当にしゃべったのだが、
部員も内容のない私の話を覚えてもいないだろうし、
私もうまく伝えられなかったので、
その時の話を編集しながらここに改めて書いてみたい。
今日は3年生が、
楽しそうにプレーをしている姿を見ることが出来、
大変うれしかった。
現役の頃は、練習が大変だったり、
練習でもうまく出来ずに落ち込んだり、
試合で勝てずに悩んだり、
嬉しいことより、
悲しいことつらいことの方が多かったかもしれない。
でも、今日のプレーのように、
スポーツの本質は楽しさであり、
せっかく部活でこのソフトテニスと出会ったのだから、
高校で、テニスを続けるにしても、
違う事を始めるにしろ、テニスを忘れないでくれると嬉しい。
1・2年生は今日、久しぶりに3年生のプレーを見て、
やっぱり3年生は凄いと感じたと思う。
いいお手本を見てきているのだから、
3年生をお手本に更に飛躍を目指して欲しい。
ただ、こんなにすごい3年生でも、
中体連では残念ながら県大会に進めなかった。
だから、1・2年生はこれからもっともっと頑張って、
先輩の実績を超えることが恩返しとなる。
今は、1年生は2年生に、
2年生は3年生にかなわないのが当たり前だ。
練習してきた時間が違うのだから。
だから、1年後の自分が、
今日の先輩より上手くなっていることを目指して欲しい。
将来、君たちが大人となり、
中学時代を振り返るとき、
もし部活をやっていなければ、
思い出すような出来事も少なく、
つらいこともない代わりに、感動もない?
何かに打ち込むことが出来たという事が、
思い出となり、心の支えになることが幸せなのだ。
そして、言い忘れたことが一つ。
ソフトテニスの技術?
強い球が打てるとか、いいサーブが打てるなんてことは、
世の中に出て、生きていく上では何の役にも立たない。
だからこそ、一緒に頑張ってきた仲間を大切にして欲しい。
そして、部活の偉大さを思い出して欲しい。
全くの初心者でソフトテニスを中1から始めた子は、
おそらく最初は上手くボールが打てず、
時には空振りもあれば、今ボールはいずこに?
そんなとんでもない方向に打ったこともあるはずです。
そんな初心者が、毎日毎日コツコツと、
短い時間でも練習を続けることで、
後輩を感動させるようなプレーができるまでに成長できること。
それが部活のいいところというか醍醐味である。
そういう体験があれば、将来何かの壁にぶつかったとしても、
それを思い出せば絶対乗り越えられると思う。
これからに人生に幸あれ!
以上
せっかくゆっくり考えながら書くことが出来るのに、
相変わらずの内容の無さは
もう、これが私の限界です。