コガネグモ(らしき)クモが乙女高原にいることは認識していましたが、「おかしいなあ、コガネグモだったら、クモがいるところを中心にX字の糸の模様があるはずなのに、このコガネグモはI(直線)だ。標高が高いと、こうなるのかしら?」と思っていました。あらためて、図鑑を見て見ると、これはナガコガネグモ。背中の模様もコガネグモと微妙に違っていました。
乙女高原の草原の中で、今頃、目立つようになるクモです。アカオニグモといいますが、そのおなかの背面が、まるで熟れたリンゴのように真っ赤なので、個人的に「りんごちゃん」と呼んでいます。このクモ、丸い網を張りますが、ジョロウグモみたいに網の中央に構えないで、網を支えている草などに「住まい」を構え、その中にいます。