乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

せっかく冬を越したのに・・・

2015年03月31日 | 昆虫

とてもいい天気でした。
途中の池でカエルの産卵調査をして、林道に戻ると,アスファルトの上でちょうちょが日向ぼっこをしていました。
「ああ,寒い冬をようやく越して,春を迎えたんだなあ。なんとか写真を一枚とりたいなあ」
と思っていたところに,ちょうどバイクがきました。
びっくりした(たぶん)ちょうちょは舞い上がりました。
そうしたら,こともあろうか,バイクの風圧に吸い込まれてしまいました。
バイクが通りすぎたあと,ちょうちょを探すと,いました。飛んでいます。
「よかった,死んではいなかった」と思ったのも束の間。よくみると,飛び方が片です。なんか渦巻き状に飛んでいます。
近づいて見たら,納得しました。はねが折れていたのです。
せっかく,ようやく,冬を越せたのに!!
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草原のエボジ

2015年03月31日 | 動物(けもの)
山梨県の峡東地区の方言で,落書きのうち,特に線画のことを「エボジ」といいます。
この時期、草原でまさにエボジが見られます。
野ネズミたちが冬の間,雪の下で、雪の中で,暮らしていた痕跡です。
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命がけの子育てをするハサミムシ

2015年03月31日 | 昆虫
林道で何匹かハサミムシに出会いました。
皆越ようせいさんの写真絵本「ハサミムシのおやこ」ポプラ社によって、こんな小さな虫が壮絶な子育てをすることを知り、以来注目しています。
これはオスで,後ろのハサミが細長いので「ルイス型」と呼ばれているそうです。ちなみに、ハサミが太いヤツを「アルマン型」というそうです。オスのハサミはいずれも何かをつまむような形をしていますが,メスのハサミは,まさに「ジャンケンのチョキ」の形をしています。
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春を待つヤマハンノキの芽

2015年03月14日 | 植物(木)

途中まで曇だったのに,雪が降り出してびっくりしました。
でも,春は確実に近づいています。
ヤマハンノキの雄花の花穂も長く伸びて,大きくなってきました。
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雪解けが進む湿地

2015年03月14日 | 水・氷雪・霜
雪解けが進んでいる場所は,下に水の流れがあるところでした。それにしても、雪が落ちたところは,雪の壁のように見えます。
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雪に埋もれたレンゲツツジの芽

2015年03月14日 | 植物(木)
遠くから見たときは,何かと思いました。雪が深い年は,レンゲツツジの芽が雪に守られ,その年は花付きがいいと言われています。
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