乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

深さ40センチ

2011年02月19日 | 動物(けもの)

いちいち棒などを突き刺して雪の深さを計るのが面倒くさいので,ストック(ふつうのスキー用のものを流用)にフエルトペンでものさしを書いてしまいました。これを突き刺せば雪の深さがわかるので便利です。
これはシカの足跡に「ものさしストック」を刺したところです。こんなに深いんですよ。さぞかし歩くのに難儀しているだろうなと思いました。
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最低地上高が足りない

2011年02月19日 | 動物(けもの)
自動車のカタログを見ると最低地上高という数字が出てきます。簡単に言うと,地面から車の腹までの高さなのですが,これがあまり低い(数字が小さい)と悪路走行は無理です。
シカは大きな動物で最低地上高も決して低くはないのですが,足も足指も細く,雪があると(特に柔らかい新雪だと)足先が地面に届くくらい深く雪に刺さってしまいます。写真はちょうどシカが腹を(雪に)こすってしまっているところです。車で言うと,最低地上高が足りないってところでしょうか。ちなみに画面右下から左上に向かって足跡がついていますが,右下には足跡がなく,ここだけジャンプしているようです。腹を雪にこすってしまうのが嫌でジャンプしたのだと思います。 
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シカ,ササを食べる

2011年02月19日 | 動物(けもの)
雪が深く,ササも雪の中に隠れてしまいましたが,かろうじて雪の上に出ているササもありました。そういったササの周りには足跡がいっぱい。きっと食べ物不足で困ったシカたちが次から次へと来てはササを食べていったのでしょうね。そういった「記録」が雪の上にはたくさん残っています。
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