乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

やあ!

2013年07月31日 | 昆虫


今日は『多田さんと乙女高原を歩こう』という観察会。
そのお弁当の時間にテーブルで見つけたいもむしが,あまりにもかわいかったので,写真にとりました。ちょこまかとよく動くのでピントがあっていませんが,そのかわいらしさは撮れたかな?

いもむしというと,大人になるとガかチョウになるものがほとんどですが,このいもむし,大きくなるとハチになるんですよ! いもむしの本とか図鑑というと,ほとんどのものがチョウとガしか載ってないので,ちょっと不満。
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トラマルハナバチのバズ・ポリネーション

2013年07月31日 | 昆虫
トラマルハナバチがタケニグサの花でバズ・ポリネーションをしている瞬間を捉えました。
羽根を全部重ねて,体から少し浮かせ,それでピーともビーとも聞こえる音を出しながら,花粉を集めています。いつものブーンという羽音とはあきらかに周波数が違います。
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幼虫軍団

2013年07月31日 | 昆虫
イケマというつる草で見つけたジュウジナガカメムシ幼虫の集団です。
うようよと密集していたのですが,カメラを近づけると,一瞬で散らばりました。蜘蛛の巣をちらしたみたいです。

それにしても,イケマの葉っぱって,虫食いを見たことがありません。イケマには毒があるからです。そんなイケマを食草としているのがアサギマダラ。だから,アサギマダラの幼虫の食(は)み跡は,あればすぐに見つかります。

そんな毒のあるイケマをこのカメムシの幼虫はよってたかって汁を吸い,しおらせていました。
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バイケイソウが花盛り

2013年07月30日 | 植物(草)

あまり知られていませんが,乙女高原の湿地には,今頃,こんなに大きくて見ごたえのある花が咲いています。バイケイソウといいます。
白い穂に見えるのは,たくさんの花の集合体です。小さな花の一つ一つを観察してもきれいです。
ぜひ,乙女高原の湿地にまで足を伸ばして,この花も見てやってください。
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中にはトラマルハナバチ

2013年07月30日 | 昆虫
ウバユリの花が咲き始めました。
暗い森の中に咲いていることといい,花の大きさといい,白い色といい,ガと契約しているのかなとも思えますが,納得いかないのが,ラッパ型の花の異様な長さ。これではいくら口(ストロー)の長いガといえども,蜜を吸えるとは思えません。

このような花が得意なのはなんといってもマルハナバチ。事実,ぼくはウバユリに来ている訪花昆虫としては,マルハナバチしか見たことがありません。背中にネバネバしたユリの花粉をてんこ盛りにしているハチを見たこともあります。
もしかしたら,ウバユリはお得意さんをガの仲間からマルハナバチへと鞍替えしている真っ最中なのかもしれません。
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帯那山に花がない

2013年07月30日 | 景色
この日は,乙女高原ばかりでなく,水が森林道を走って,帯那山まで
足を伸ばしてみました。
久しぶりの帯那山でした。
帯那山は乙女高原と同じような草原です。昔は牧場だったそうです。でも,出てくるメンバー(お花)が少し違うので,その違いを見るのも楽しみでした。レイジンソウなんていう,トリカブトに似た花がたくさん咲いていたんですよ。

ところが・・・びっくりしました。花がない! ほとんどない。あるのはススキのように長細い葉っぱばかり。これもシカの仕業なのでしょうか。
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金網ごしのヤマユリのつぼみ

2013年07月23日 | 植物(草)

ところどころ,林道脇のがけがフェンスになっているところがあります。フェンスの中まではシカが侵入できないのか,そういうところは植物たちが元気に成長しています。ヤマユリは強くて甘い匂いがするので,シカたちに真っ先に見つかってしまうと思うのですが,フェンスの中の株は元気でした。
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一人に一つづつ

2013年07月23日 | 昆虫
このタイトルを見て,「あ,イルカだ」という人は相当なファン(しかも古い)だと思います。
花にも季節があるように,チョウにも季節があります。乙女高原の夏を教えてくれるのは,(おそらく)ギンボシヒョウモン(自分には,見分けるのがむずかしいのです)。次に多くなるのがミドリヒョウモンです。
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イワガラミの花

2013年07月23日 | 植物(木)
イワガラミはつるになる木ですが,こんなに見事に咲いているのは初めて見ました。
イワガラミはアジサイの仲間なのですが,飾り花の「花びら」は1枚ずつです。高いところなので,双眼鏡でみると,アジサイを見慣れている目には,「あれ,花びらが1枚」と,不思議な感じがします。
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ノリウツギは大騒ぎ

2013年07月21日 | 植物(木)

いよいよ林道のノリウツギが咲き始めました。
ノリウツギは結構数が多いし,一つの株が花をたくさん付け,しかも花(の集合体)が大きいし,近づいてみるとわかりますが,匂いも強いので,この花が咲くと,どこともなく,たくさんの虫たちが集まってきて,まるで休日の歩行者天国のようです。
チョウ,ハチ,ハエ,ハナカミキリ,・・・・いろんな虫が集まっていて,まさにグローバルな感じでした。
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