ぼくの家があるのが標高520㍍。乙女高原が1700㍍ですから,だんだん登っていく春を追いかけることになります。ミヤマザクラは姥栃あたりではもう花が終わっていますが,焼山から乙女高原あたりでは今が満開でした。木が綿あめをかぶっているようで,それはきれいです。
ぼくの家があるのが標高520㍍。乙女高原が1700㍍ですから,だんだん登っていく春を追いかけることになります。ミヤマザクラは姥栃あたりではもう花が終わっていますが,焼山から乙女高原あたりでは今が満開でした。木が綿あめをかぶっているようで,それはきれいです。
乙女高原に足繁く通うようになって,だいぶ経ちますが,いまだに「新顔」に出会うことがあります。自分の目が節穴ということもあるでしょうが,それ以上に,自然って奥深いということなのだと思います。クルマバツクバネソウ。乙女高原では初めてお目に掛かりました。今後ともよろしくね。
今年はどうもバイケイソウがとても元気そうです。
いつもの年だと元気な植物が見つかると,それだけでうれしくなりますが,最近,シカとの関連をすぐに疑ってしまいます。バイケイソウは知る人ぞ知る毒草。毒があるから,シカが食べずに,結果的に増えている?
いつもの年だと元気な植物が見つかると,それだけでうれしくなりますが,最近,シカとの関連をすぐに疑ってしまいます。バイケイソウは知る人ぞ知る毒草。毒があるから,シカが食べずに,結果的に増えている?
今日は,木の花特集です。
トップバッターは大窪山の山頂付近に群生しているアズマシャクナゲ。花が咲き始めていました。とても大きくて,輪になって咲いているところは,とてもきれいなのですが,どういうわけか,花が咲くと小さな虫(ハエの仲間?)が花の中に群れてしまい,それが原因なのか,花の勢いがなくなり,半ばしぼんでいるような感じになってしまいます。小さくて,体が長くて,群れるこの虫の正体は?
中には地面すれすれに咲いている花もありますが,これでもれっきとした「樹木」です。
焼山峠近くで毎年まだまだ枯れ草色ばかりのこの時期に花を付けるので,とても楽しみにしています。でも,観察にはご用心。足元にはエゾアカヤマアリの塚があり,知らずに踏んで,壊したりしたら,たいへんなことになります。
焼山峠近くで毎年まだまだ枯れ草色ばかりのこの時期に花を付けるので,とても楽しみにしています。でも,観察にはご用心。足元にはエゾアカヤマアリの塚があり,知らずに踏んで,壊したりしたら,たいへんなことになります。
三角点でこのチョウを見つけ,写真に撮ろうと思ったら逃げられたので,ブナじいさんにあいさつに下って,登ってきたら,また,同じところに止まっていました。冬を越えたチョウと見えて,羽根がボロボロです。「がんばったなあ」と声をかけながら近づいたら,チョウの鼻先3センチのところまでカメラを近づけることができました。
びっくりしました。だって,ヤマアカガエルの卵塊が動いていて,よく見ると,そこにヒキガエルがいたのですから。でも,続けてよく見たら,このカエル,自分の卵をたすきがけしているのが見えますか? 産んだばかりと見えて,まだゼリー状にはなっておらず,細長いひものように見えました。