乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

ミヤマカラスアゲハ

2008年07月31日 | 昆虫
とにかくなんともいえず,きれいなので,くぎづけになりました。
そして,観ているうちに,おもしろくなりました。水たまりの近くの地面に止まり,ストローのような口を伸ばして水を吸っているのですが,吸っているそばから,おしっこをじゃんじゃんしているのです。
しばらくその様子を眺めていましたが,逃げる様子が見られないので,十分近寄って,パシャ(2008年7月31日 観察)
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ホタルブクロにマルハナバチ

2008年07月31日 | 昆虫
ヤマホタルブクロの花の中にマルハナバチが入っていきました。マルハナバチに比べ,花が大きすぎるように感じますが,花を下からのぞいてみると,そうでもないことが分かります(ぼくのデジカメは液晶部分が360度回転できるので,ローアングルから見上げるような写真も撮れるんです)。花の中央には,でーんと「しべ」(めしべ・おしべ)のかたまりがあるので,それを避けて入ろうとすると,マルハナバチの体がちょうどいい大きさなのです。(2008年7月31日 観察)
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アサギマダラの蛹

2008年07月31日 | 昆虫

旅をするチョウ・アサギマダラの蛹です。イタドリの葉っぱに,ぶら下がっています。左側に見える丸いのは水玉ですが,体の真ん中に見えるのは模様で,本当に金箔のような金色をしています。なんで虫のくせに,しかも,なんで蛹のくせに,こんなにすごい色彩(赤や青ならまだしも,金色ですよ!)なんだろうと思いました。(2008年7月31日 観察)
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ウバユリにトラマルハナバチ

2008年07月29日 | 昆虫
草原に目立つ濃いオレンジ色のコオニユリにはよくキアゲハが来ています。森の中で目立つ白いヤマユリは,目立つだけでなく,匂いも強く,蛾たちを惹きつけています。
では,こんなに細長いラッパ型のウバユリにはどんな昆虫が来るのだろうと気になっていましたが,今日,目撃に成功。なんとトラマルハナバチが来ていました。そういえば,この細いパイプはマルハナバチにぴったりです。花から出てきたトラちゃんは,花粉がネバネバしているのをとても気にして,足でこすっていました。(2008年7月29日 観察)
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バイケイソウ

2008年07月29日 | 植物(草)
茎に,花がおしくらまんじゅうするほどたくさん付いています。大柄な草です。
(2008年7月29日 観察)
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トモエソウ

2008年07月29日 | 植物(草)

トモエソウの大柄な花が咲き始めました。花びらが巴のように先端に向かって曲がっているのが分かりますか?(2008年7月29日 観察)
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ヒョウモンエダシャク

2008年07月28日 | 昆虫
この蛾(チョウではありません)の存在が前々から気になっていました。だって,真っ昼間から,のんきにヒョロヒョロと飛んでいるんですよ。どうして,鳥たちが黙ってないのかなーと不思議でなりませんでした。
何年か後にようやくナゾが解けました。この蛾の幼虫はレンゲツツジの葉を食べます。レンゲツツジは有毒植物で,その毒の成分を体に貯めているのだそうです。それで,こんなに目立つ格好で,のんきに飛んでいても,鳥たちに襲われないのだそうです。納得。
(2008年7月28日 観察)
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オオマルハナバチ

2008年07月28日 | 昆虫
しましま模様が乙女高原で一番カラフルなオオマルハナバチです。
それにしても,このずんぐりむっくりした体が,こんなに小さな翅(はね)で持ち上がるなんて,信じられません。(2008年7月28日 観察)
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コマルハナバチのオス

2008年07月28日 | 昆虫

ミツバチと違って,マルハナバチはシーズンの終わりに巣を解散してしまい,新女王が単独で冬を越して,次のシーズンを迎えます。
シーズンの終わりだけに出現するのがオスバチ。コマルハナバチの女王や働き蜂(いずれもメス)は「真っ黒い体とオレンジ色のお尻」というデザインですが,オスはこのように「薄いカレー粉色とオレンジ色のお尻」というデザインで,別種と考えられていた時期もあったそうです。
オスが見られたということはコマルハナバチのシーズンの終わりを意味していますが,例年より遅い気がします。(2008年7月28日 観察)
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シシウドの花

2008年07月27日 | 植物(草)
まるで花火のようなシシウドの大きな花が咲き始めました。この花はまさに「虫たちのカフェテラス」。強い匂いに惹かれて,たくさんの昆虫が集まります。
地元では「うじごろし」と呼ばれています。昔のトイレはウジが湧きましたが,この草を入れると,それを抑えることができたそうです。
(2008年7月28日 観察)
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